犬の噛み癖を直したい飼い主 『かまれたら姿を消せ』を実践した結果? 「なんてこった」「策士だ」
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
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近年よく耳にするようになってきた『推し』というフレーズ。
アイドルやお笑いタレント、アニメのキャラクターなど、自分の『推し』がいる人も多いのではないでしょうか。
筆者の『推し』は、愛犬ころもくんです。あだ名は、ころちゃん。持ち前の愛らしさで、日々筆者に癒しを与えてくれています。
かわいくて仕方がないころちゃんですが、ちょっとした悩みがあります。
それは一向に直らない噛み癖。我が家にやってきた日から、筆者の手をおもちゃ同様に噛んでくるのです。
我が家にやってきたばかりのころちゃん
もちろん本気で噛んでいるわけではなく甘噛みですが、尖った鋭い歯で噛まれると思わず「痛いっ!」と叫んでしまうこともしばしば。
しかも、ガブガブと噛んだ後に「してやったり…」のようなドヤ顔をしていることもあります。
かじられた筆者の手と、遠くでドヤ顔のころちゃん
「どうしたものか」と頭をひねっていた筆者に朗報が!
ネットに『犬に噛まれたら一定時間、目の前から姿を消すと次第に噛まなくなる』と書かれているのを発見しました。
どうやら、噛んだら飼い主がいなくなるということを学習し、噛み癖が直るのだそう。
ころちゃんは甘えん坊なので、筆者が消えたら焦るでしょう。きっと心を入れ替え、噛むのをやめるはずです!
早速、実践してみることにしました。
愛犬の噛み癖を直すチャレンジを開始
実践初日、噛まれたら「痛い!ノー!」と伝え、約1分間ほど部屋から退出。
その後部屋へ戻ると、ころちゃんは筆者が帰ってきたことにぴょんぴょんしながら喜んでいます。「飛び跳ねるほど嬉しいのか」と筆者の目尻は急降下。
しばらくすると、また遊んでほしくなったのか、おもちゃを噛むふりをして筆者の手をカプリ!すかさず「痛い!ノー!」といって部屋を出ました。
筆者を甘噛みするころちゃん
1分経ってから再び部屋へ戻ると、またも筆者の帰りを全力で迎えてくれる、ころちゃん。
初日は冗談抜きで100回くらい部屋を出て入ってを繰り返した筆者。このままいったら「ドアが壊れるかもな…」と思ったほどでした。
これを数日間試したところ、徐々にドアに向かっている回数が少なくなってきたことに気が付きます。
おもちゃに噛み付くころちゃん
「これはもしや、成功しちゃったのでは!」と筆者は大喜びしたのも束の間、事件が起きたのは5日目でした。
いつものように噛まれてしまい、「痛い!ノー!」と、ころちゃんに伝え、部屋を出ようとした時のことです。
そこにはドアの前に立ちはだかる、ころちゃんが!これでは部屋から出られません…。
ドアの前に立ちはだかるころちゃん
かわいいだけではなく策士だった、ころちゃん。
悩んだ挙句、部屋から出るのを諦めた筆者はイスに座って、しばらく無視をすることにしました。
怒っていることを少しでも伝えたかったのですが、親の心子知らず。
筆者を部屋に閉じ込める方法を学んだころちゃんは、「やったね!」という顔でやってきて、なでなでを要求してくれるではありませんか。
こんな愛らしい胸キュンポーズをされたら、なでないわけにはいきませんよね。許します。
足元で甘えてくるころちゃん
その後、筆者が「痛い!ノー!」というと、ころちゃんがサッとドアの前に移動して、退出を阻止する図が完成。
「こんなはずじゃなかったのに…」と思ったのですが、実は甘噛みの回数はかなり減ってきました。
それに「痛い!ノー!」と伝えると、噛むのを一旦やめられるようにも!
しかし15か月で、まだまだ子犬でやんちゃ盛りの、ころちゃん。
興奮して遊びたい欲求がマックスになった時は、筆者の足をかんでくることもあります。
ころちゃんに足を噛まれる筆者
最初の頃と比べるとだいぶ緩和はされたものの、まだまだ筆者と、ころちゃんの甘噛みを直す旅は続きそうです…。
[文/キジカク・構成/grape編集部]