保護施設のドア下から顔を出す犬 視線の先にあったのは…「かわいそうに」
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出典:Kaki Taylor

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誰とでもすぐに打ち解ける人もいれば、見知らぬ人に対して恥ずかしがったり、緊張して近付けなかったりする人もいます。
そんな人見知りの性格は、人だけでなく犬にもいるようです。
アメリカのサウスカロライナ州にある動物保護施設『スパータンバーグ・ヒューメイン・ソサエティ』にいるチョウンシーちゃんは、まさにシャイな犬。
チョウンシーちゃんは、ペットを探しに来た人たちに愛想を振りまいて目に留めてもらうといったことができない性格だそうです。
そこで、この施設の関係者がチョウンシーちゃんの写真をFacebookで紹介したところ、注目を集めました。
その切ない写真がこちらです。
ドアの下の小さな隙間から、顔を出すチョウンシーちゃん。
チョウンシーちゃんはこのようにして、ほかの保護犬たちが次々に里親に引き取られていく様子を見ているのです。
「彼女はただうんざりしているのです。彼女は家が欲しいのです。お願いだから、誰かこの犬の里親になってあげて」という説明付きで投稿された写真は1万5千回以上シェアされ、同情の声が集まりました。
・この顔を見て!なんて愛らしい犬なのかしら!
・かわいそうに。たくさん愛してあげたいよ。
・この犬に素晴らしい家族ができますように!
そしてこの投稿がきっかけとなり、チョウンシーちゃんに里親が決まったのです!
ほかの犬たちが施設を出て行く様子を「いいなぁ。私も家族が欲しいな」というようにじっと見つめていたチョウンシーちゃん。
たくさんの犬たちがいるシェルターでは、人懐っこい性格の犬が目立ってしまうのは仕方ありません。
しかし、チョウンシーちゃんのように自分からアピールできない性格の犬も、家族との出会いを求めているのでしょう。
チョウンシーちゃんが、ついにできた家族と幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]