「ライオンかと思った」 施設に保護された動物の『姿』に衝撃「かわいそうに」
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夜の散歩で映えた“ピカピカ首輪”をつけた犬 その表情に癒やしが止まらない柴犬のそらまめくんと暮らす、飼い主(@soramame_inu)さんは、愛犬と公園を散歩していた時の様子をXに投稿しました。 周囲が暗かったため、愛犬の表情を見るために、飼い主さんがカメラの明度を上げて撮影すると…。

「ごはんはまだですか?」無表情で訴える柴犬 その顔が『プレゼンを聞く上司』にそっくりと話題柴犬のジャンヌちゃんが浮かべた、部下のプレゼンテーションに耳を傾ける上司のような表情が、Xで大きな反響を呼びました。飼い主(@shibainu_Jeanne)さんの投稿を紹介します。
毛が長い犬種の犬は見た目の美しさだけでなく、健康や安全を保つためにも定期的なトリミングが必要です。
毛が伸びすぎると、毛がからまったり、皮膚のトラブルを起こしたりするからです。
しかし、残念ながらそのような適切なケアが受けられない犬も存在します。
アメリカのニューメキシコ州で見つかった犬は、まさにそんなかわいそうな犬でした。
まるでライオンのような姿になった犬
動物保護施設『エスパニョーラ・ヒューメイン』に、ジュゼッペくんという犬が預けられました。
ジュゼッペくんは市の動物管理局によって保護された犬で、飼い主の家の庭から助け出されたといいます。
なぜ飼い主がいるのに保護されたのか…。それはジュゼッペくんを見れば一目瞭然でした。
ジュゼッペくんは伸びすぎた毛によって、まるでライオンのような姿になっていたのです。
全身が汚れた分厚い毛に覆われていて、痛みを伴い歩くことさえできない状態でした。
スタッフたちが剃り落としたジュゼッペくんの毛の量は、なんと2kg以上もあったそう。
そして汚れた毛の下からは、とてもかわいらしい犬が姿を見せました!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ジュゼッペくんは病的な肥満で、怯えていて、心を閉ざしていたのだとか。
その健康状態から、これまで長い間、十分な運動をさせてもらえなかったことは明らかでした。
また甲状腺の機能が低下していることが分かり、治療を始めたといいます。
唯一よかったのは、手遅れになる前にジュゼッペくんが助け出されたことでしょう。
『エスパニョーラ・ヒューメイン』が投稿したジュゼッペくんの写真には、同情と回復を願う声が上がりました。
・最初に見た時、ライオンかと思った。かわいそうに。
・なぜこんなひどいことができるのか、理解できない。
・この犬の残りの日々が、平和と愛と安心で満たされますように。
『エスパニョーラ・ヒューメイン』ではジュゼッペくんの心身の回復をサポートしてくれる仮里親を募集しています。
そしていずれは、正式な里親を見つけるつもりとのこと。
投稿にはすでに何人かから「私がジュゼッペくんに永遠の家族を与えてあげたい」という声が寄せられていました。
ジュゼッペくんがどのくらいの期間、不健康な生活を強いられていたのかは分かりません。
体の痛みに耐えながら逃げ出すことも、助けを求めることもできずにいたと思うと、胸が張り裂けそうです。
ジュゼッペくんが早く健康を取り戻して、新しい家族と幸せに暮らしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]