カステラの底に、なんでザラメが? 老舗菓子メーカーの回答に「そうだったのか!」

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

カステラの写真

※写真はイメージ

デジタル・コンテンツ・パブリッシング

株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。 『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。 ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。 …続きを読む

カステラの底にはたいてい砂糖の粒である、ザラメが付いていますよね。「あのザラメの食感が好き」という人もいるでしょう。

では、なぜカステラの底にはザラメが付いているのでしょうか。あえてなのか、それとも製造工程上、やむなく付くものなのか、不思議ですよね。

疑問を解決すべく、長崎県長崎市に本社のある『福砂屋』に取材しました。『福砂屋』は1624年創業、長崎カステラの伝統を受け継ぐ老舗の菓子メーカーです。

カステラの底に付いたザラメの正体とは?

『福砂屋』に話をうかがったところ、まずザラメが底に付いているのは長崎カステラの大きな特徴だそうです。

なぜザラメが底に付くかについては、「各社で製造方法は違いますので、あくまでも当社の場合はということでお答えします」とのこと。以下がザラメに関する回答です。

弊社では、ザラメ糖を生地に入れ撹拌(かくはん)します。撹拌する際に、ザラメ糖の角を擦り減らし、カステラの底に沈殿させます。

ザラメ糖を木枠に敷き詰め、そこに生地を流し込む製法とは異なり、程よい口当たりのザラメ糖になります。

カステラの写真

『福砂屋』提供写真

『福砂屋』の製法では、ザラメ糖は自然に底に沈殿するので、カステラの底にザラメ糖が付くというわけです。

あくまでも『福砂屋』の場合ですが、口当たりのよさを追求することにより、長崎カステラの特徴である『底にザラメ糖があるカステラ』になったといいます。

さらに、『福砂屋』によると「カステラのザラメについて書かれた文献はない」とのこと。超老舗の『福砂屋』にないそうなので、カステラ製造におけるザラメについての資料を探し出すのは難しいでしょう。

詳細な歴史は分からないものの、今度カステラを食べる時には、ザラメが付いているかチェックしてみるのも楽しいかもしれませんね。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

料理がはかどる!貝印の時短キッチン用品7選【主婦必見】キッチンに立って毎日する料理って、地味にストレスが溜まりませんか。 「包丁の切れ味がよくない」「皮むきが面倒」「洗い物が増える」など、一つひとつは些細なことであっても、積み重なると意外と負担になるでしょう。 実はそんな悩...

「パスタの湯切りにザルは不要」「盛り付けまでこれ1本」 15年愛用の万能トングに「100均とは段違い!」料理中、食材を掴む時は何を使っていますか。 菜箸やシリコンスプーンなど、調理方法や食材に合わせて使い分けている人が多いはずです。 そんな中で、筆者はほとんどの料理をこのトング1本でこなしています。 15年使い続けても手放...

取材協力
福砂屋

Share Post LINE はてな コメント

page
top