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トースターのゼンマイ式タイマーは『多め』に回して! 「勉強になる」「それで正確になるのか」

By - COLLY  公開:  更新:

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こんがり焼けたトースト

※写真はイメージ

トースターのゼンマイ式タイマーを設定する時、取扱説明書には合わせたい目盛りよりも大きく回すように指示されていることがあります。

必要な目盛りピッタリに合わせてもよさそうなものですが、多めにゼンマイを回すのはなぜでしょうか。

その理由をメーカーのQ&Aから紹介します。

ゼンマイを多く回すのは、バネの力を利用するため

トースターなどのゼンマイ式タイマーの使い方について、改めて説明します。

たとえば5分タイマーを設定したい時、一度6の目盛り以上に回してから5の目盛りに戻して設定します。

そんな使い方の不思議に、多くの家電を製造販売している『東芝ライフスタイル』が回答しています。

タイマーはゼンマイ式を採用しており、タイマーを合わせるためにタイマーを回すとバネが巻かれ、手を離すとバネが元に戻ってタイマーが動作します。

東芝ライフスタイル ーより引用

つまり、タイマーを作動させるためには『多く回したゼンマイが戻るときのバネの力』が必要になるということです。

また、東芝ライフスタイルはこのように付け加えています。

ゼンマイ式タイマーは巻かれたバネの元に戻る力を利用しているため、ある程度までタイマーを回さないと動き出しが悪くなって時間の誤差が大きくなったり、途中で止まったりすることがあります。

東芝ライフスタイル ーより引用

正確にタイマーを作動させるためにも、しっかりとゼンマイを多めに回す必要があることが分かりました。

デジタル家電が一般的になっている現代でも、昔ながらのタイプからおしゃれなデザインのトースターまで、ゼンマイ式を採用しているトースターは少なくありません。

パンやグラタンなどをトースターでおいしく焼き上げるために、改めてタイマーの回し方を意識してみましょう。

ゼンマイ式タイマーの時間を正確に合わせるコツ

タイマーを多く回すといっても、適当に回せばよいというわけではありません。

『一度多めに回してから戻すこと』を前提にしているタイマー製品は、その『多めに回す』目盛りをしっかり設定していることがあります。

どの目盛りまで回すかは機種によって異なるため、本体の表示や取扱説明書を確認しましょう。

トースターのゼンマイ式タイマーについてあまり意識せず使うことが多いかもしれませんが、知っているとより正確に扱うことができます。

ご自宅のトースターの使い方を、今一度確認してみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
東芝ライフスタイル

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