興奮した野生動物に近付いた男性 次の瞬間…?「心が温かくなった」
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山やその他の場所で野生動物に出会った場合、むやみに近付かないことは常識とされています。
動物によっては人を襲う可能性があり、非常に危険だからです。
困っている動物を見つけた男性が?
ポーランドでジョギングをしていたヴウォダルチクさんは、野生のムフロンを発見しました。
ムフロンはヒツジの祖先といわれる動物で、曲がった大きな角をもつのが特徴です。
その立派な角が木にひっかかって、動けなくなっていたのです。
ヴウォダルチクさんが近くまで行くと、ムフロンは角を外そうとして必死にもがいていました。
恐怖といら立ちからか、ムフロンが攻撃的になっていたため、近付き過ぎるのは危険です。
しかし彼は、目の前にいるかわいそうな動物を見て見ぬフリはしませんでした。
ヴウォダルチクさんがとった行動とは…。こちらをご覧ください。
ヴウォダルチクさんは木を折ってムフロンを逃がそうとします。
その間も彼はムフロンに何度も蹴られそうになりながら、攻撃を交わしていました。
木を折り曲げてもダメだと分かったヴウォダルチクさんは、ムフロンの角をつかんで外すことに挑戦。
勇気を出して角をつかみ、ついに木から外すことに成功したのです!
ムフロンは何度も彼を攻撃しようとしましたが、最後は大人しくなったように見えます。
彼が自分を助けようとしているのが分かったのかもしれません。
この動画には、ヴウォダルチクさんの行動を称賛する声が上がりました。
・素晴らしい救助劇!なんて勇敢な男性なんだろう。
・幸いなことに彼は十分に勇敢で、十分に強く、十分に長い脚をもっていた。
・心が温かくなったよ。あなたは本当によくやった。
ムフロンがいた場所は地面に枯葉がないので、何十回も木の周りでもがいていたのでしょう。
もしヴウォダルチクさんが通りかからなかったら、ムフロンはいつかその場で力尽きていたかもしれません。
しかし、動画のキャプションに「攻撃的なムフロンは突進したり、角で突いたりして、重傷を負わせることがあります」と書かれているように、一歩間違えたら彼が大ケガをしていた可能性もあります。
自らの危険を顧みず、ムフロンを助けたヴウォダルチクさんに大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]