ボディカメラがとらえた緊迫の瞬間 山火事が迫る中で動物60匹を救出
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
2018年8月、アメリカのカリフォルニア州ソラノ郡で山火事が発生しました。
火の勢いは早く、人々が住む住宅エリアへと広がる中、動物保護シェルター『ソラノSPCA』にも「ただちに避難するように」という知らせがきます。
その時点ですでに火の手はシェルターへ迫っており、一刻を争う状態。しかしシェルターには、60匹もの犬や猫などの動物がいたのです。
事態を知ったヴァカヴィル警察の警察官たちが、急いでシェルターへ駆け付けます。そして動物たちを避難させました。
その緊迫した避難の様子が、警察官のボディカメラに収められていました。
1匹ずつ動物をケージから出しては、駐車場に止めた車までダッシュする警察官たち。この時、シェルターの建物の上空にはすでに火事の煙が広がっているのが確認できます。
こうして警察官たちはそれぞれの車に乗せられるだけ動物たちを乗せて、安全な場所へ逃げたということです。
その結果、シェルターのスタッフとボランティア、そして警察官たちが協力して60匹全ての動物たちを避難させることができました。
ボディカメラを装着していた警察官、カーリー・ストーンさんは海外メディア『FOX40』にその時のことを語りました。
もしカーリーさんたちが駆け付けていなかったら、60匹の動物たち全てが避難できていたかどうか…最悪の事態も起こりえたことでしょう。
さらに犬が大好きというカーリーさんは上の写真でヒザの上に載せている犬を気に入り、そのままこの犬の里親になることを決めたということです。
自らの危険も顧みずに全力で動物たちを救ったカーリーさんやほかの警察官、またシェルターのスタッフたちに最大の拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]