ボディカメラがとらえた緊迫の瞬間 山火事が迫る中で動物60匹を救出 By - grape編集部 公開:2018-08-23 更新:2018-08-23 動物愛護動画犬警察官 Share Post LINE はてな コメント 出典:SPCA of Solano County 2018年8月、アメリカのカリフォルニア州ソラノ郡で山火事が発生しました。 火の勢いは早く、人々が住む住宅エリアへと広がる中、動物保護シェルター『ソラノSPCA』にも「ただちに避難するように」という知らせがきます。 その時点ですでに火の手はシェルターへ迫っており、一刻を争う状態。しかしシェルターには、60匹もの犬や猫などの動物がいたのです。 事態を知ったヴァカヴィル警察の警察官たちが、急いでシェルターへ駆け付けます。そして動物たちを避難させました。 その緊迫した避難の様子が、警察官のボディカメラに収められていました。 As the Nelson Fire raced towards the south end of town, it looked like the Solano SPCA would be the first to be hit by...Posted by Vacaville Police Department on Sunday, August 12, 2018 1匹ずつ動物をケージから出しては、駐車場に止めた車までダッシュする警察官たち。この時、シェルターの建物の上空にはすでに火事の煙が広がっているのが確認できます。 こうして警察官たちはそれぞれの車に乗せられるだけ動物たちを乗せて、安全な場所へ逃げたということです。 その結果、シェルターのスタッフとボランティア、そして警察官たちが協力して60匹全ての動物たちを避難させることができました。 ボディカメラを装着していた警察官、カーリー・ストーンさんは海外メディア『FOX40』にその時のことを語りました。 私たちは死に物狂いで犬や猫たちを連れ出しました。火の手がすぐそこまで迫っていて、8分から10分後にはあの場から逃げなければならなかったんです。 FOX40 ーより引用(和訳) Officer Stone with two of the dogs she rescued from the SPCA. #nelsonfirePosted by SPCA of Solano County on Monday, August 13, 2018 もしカーリーさんたちが駆け付けていなかったら、60匹の動物たち全てが避難できていたかどうか…最悪の事態も起こりえたことでしょう。 さらに犬が大好きというカーリーさんは上の写真でヒザの上に載せている犬を気に入り、そのままこの犬の里親になることを決めたということです。 自らの危険も顧みずに全力で動物たちを救ったカーリーさんやほかの警察官、またシェルターのスタッフたちに最大の拍手を送りたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 Vacaville Police Department/SPCA of Solano County/FOX40 Share Post LINE はてな コメント
2018年8月、アメリカのカリフォルニア州ソラノ郡で山火事が発生しました。
火の勢いは早く、人々が住む住宅エリアへと広がる中、動物保護シェルター『ソラノSPCA』にも「ただちに避難するように」という知らせがきます。
その時点ですでに火の手はシェルターへ迫っており、一刻を争う状態。しかしシェルターには、60匹もの犬や猫などの動物がいたのです。
事態を知ったヴァカヴィル警察の警察官たちが、急いでシェルターへ駆け付けます。そして動物たちを避難させました。
その緊迫した避難の様子が、警察官のボディカメラに収められていました。
1匹ずつ動物をケージから出しては、駐車場に止めた車までダッシュする警察官たち。この時、シェルターの建物の上空にはすでに火事の煙が広がっているのが確認できます。
こうして警察官たちはそれぞれの車に乗せられるだけ動物たちを乗せて、安全な場所へ逃げたということです。
その結果、シェルターのスタッフとボランティア、そして警察官たちが協力して60匹全ての動物たちを避難させることができました。
ボディカメラを装着していた警察官、カーリー・ストーンさんは海外メディア『FOX40』にその時のことを語りました。
もしカーリーさんたちが駆け付けていなかったら、60匹の動物たち全てが避難できていたかどうか…最悪の事態も起こりえたことでしょう。
さらに犬が大好きというカーリーさんは上の写真でヒザの上に載せている犬を気に入り、そのままこの犬の里親になることを決めたということです。
自らの危険も顧みずに全力で動物たちを救ったカーリーさんやほかの警察官、またシェルターのスタッフたちに最大の拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]