ボディカメラがとらえた緊迫の瞬間 山火事が迫る中で動物60匹を救出
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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2018年8月、アメリカのカリフォルニア州ソラノ郡で山火事が発生しました。
火の勢いは早く、人々が住む住宅エリアへと広がる中、動物保護シェルター『ソラノSPCA』にも「ただちに避難するように」という知らせがきます。
その時点ですでに火の手はシェルターへ迫っており、一刻を争う状態。しかしシェルターには、60匹もの犬や猫などの動物がいたのです。
事態を知ったヴァカヴィル警察の警察官たちが、急いでシェルターへ駆け付けます。そして動物たちを避難させました。
その緊迫した避難の様子が、警察官のボディカメラに収められていました。
1匹ずつ動物をケージから出しては、駐車場に止めた車までダッシュする警察官たち。この時、シェルターの建物の上空にはすでに火事の煙が広がっているのが確認できます。
こうして警察官たちはそれぞれの車に乗せられるだけ動物たちを乗せて、安全な場所へ逃げたということです。
その結果、シェルターのスタッフとボランティア、そして警察官たちが協力して60匹全ての動物たちを避難させることができました。
ボディカメラを装着していた警察官、カーリー・ストーンさんは海外メディア『FOX40』にその時のことを語りました。
もしカーリーさんたちが駆け付けていなかったら、60匹の動物たち全てが避難できていたかどうか…最悪の事態も起こりえたことでしょう。
さらに犬が大好きというカーリーさんは上の写真でヒザの上に載せている犬を気に入り、そのままこの犬の里親になることを決めたということです。
自らの危険も顧みずに全力で動物たちを救ったカーリーさんやほかの警察官、またシェルターのスタッフたちに最大の拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]