【独自取材】ファミマで『食べられるストロー』を発見!ブルボンに聞いてみた
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『コロネクッキー』について、ブルボンに聞いてみた
おいしいうえに環境にも優しい『コロネクッキー』が気になった筆者は、同商品を販売する、株式会社ブルボンに取材を行いました。
――どういった経緯で『コロネクッキー』は誕生したのでしょうか。
廃プラスチックの環境問題が深刻化し、プラスチック製容器等の使用や廃棄、代替素材への切り替えなど対応が求められている中、当社でも長年培ってきた菓子の製造技術をもとに、環境対応の製品が作れないかと考えたことがきっかけです。
2018年の夏頃から開発が始まりました。
――開発の中で、苦労した点はありましたか。
はい。当初はパスタなど、さまざまな素材で試作を行いましたが、うまくいきませんでした。
形状の加工性や、吸い上げ機能の維持などの検証を繰り返す中で、当社が製造・販売しているスティッククッキー『チュエル』をベースとして必要な機能を持たせる提案があり、方向が決まりました。
しかしその後も、生地の成型と耐水性を均一化させる仕上げ製法や、量産化に向けた設備開発に多くの時間を費やしました。
『チュエル』
――『コロネクッキー』のこだわったポイントはどこでしょうか。
ストローとして使用した際に、『コロネクッキー』がドリンクの味を損なわないように仕上げているほか、飲み物を吸い込む際に自然な口当たりになるようなサイズにしています。
加えて、個装の包材の一部にも、環境負荷低減を考え、植物由来のバイオプラスチックを使用しています。
――『コロネクッキー』の今後について教えてください。
お客様からは「本当に吸えた」「飲み物を飲み終えるまでに食べてしまう」「そのまま食べてもおいしい!」などの評価をいただいています。
飲食店向けの業務用販売での取り扱い拡大に向け、認知度を向上させる活動に注力してまいります。
この先、飲食店のストローとして『コロネクッキー』が提供される店舗が増えていくかもしれませんね。
また、『コロネクッキー』はコールドドリンク専用で、目安時間として20分程度の使用を想定しているそうです。
気になった人は、近くの『ファミリーマート』で探してみてください!
[文・構成・取材/grape編集部]