『コンビニ支払い』をする客に、店長が「んっ?」 不審に思い、声をかけると…ゾッとした!
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お湯の温度は… 消防局の注意喚起に「知らなかった」「本当に怖い」兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは同月1日、『ヒートショック予防法5選』と題して、動画を公開しました。
もしヒートショックが起こったら? 政府が教える5つの手順とは寒さが厳しくなってきた、2024年12月現在。冷めた身体を温めるために、シャワーの時間が長くなったり、湯船に浸かる機会が増えたりするという人は多いでしょう。1日の疲れを取ることができる入浴ですが、事故につながる可能性があるのはご存じでしょうか。
ファミリーマートでアルバイトをしているピコ☆(@misukazu_piko)さん。
※写真はイメージ
ある日、レジで『コンビニ支払い』の客の対応をしていました。
『コンビニ支払い』とは、さまざまな支払いをコンビニで行うことができるサービス。ネットショッピングの代金をクレジットカードなしで支払えるなど、便利なシステムで多くの人が利用しています。
ピコ☆さんは、いつものように『コンビニ支払い』の手続きを進めます。すると、たまたま近くを通った店長が…。
店長:
ちょっと待って!
異変に気付き、声をかけてきたのです。
2万円や5万円といった形で、小分けになってはいたものの合計17万円ぶんの『コンビニ支払い』をしようとしていた客。
店長が理由を聞くと、こう答えました。
客:
スマホのネットマネーでたまっていたものを支払わないといけないので…。
理由を聞いてもイマイチ要領を得ません。
「これは詐欺ではないか」と感じた店長は、問い合わせ先に電話をしてもらい、相手担当者と直接話をします。
すると…。
※写真はイメージ
支払っていただけないなら裁判になります。
店長が何を聞いても「払わないなら裁判になる」の一点張り。
「詐欺に違いない」と確信した店長が「証明するものを提示できないなら警察に相談する」と告げると、電話は切れました…。
多様化する詐欺の手口
今回は店長の機転で、被害を未然に防ぐことができましたが、一歩間違えれば大きな被害が出ていた可能性があります。
「多くの人に知ってもらい、注意してほしい」と考えたピコ☆さんは、一連の出来事をツイート。
多くのコメントが寄せられました。
・最近は銀行が厳しいから『コンビニ支払い』に目を付けたのか…これは注意しないといけない!
・同じようにコンビニでアルバイトをしていますが、知りませんでした。今後注意したいと思います。
・「こういう詐欺がある」と知っていれば未然に防げる可能性が高まる。みんなに教えましょう。
コンビニによっては、詐欺対策の講習などを行う場合もあるといいますが、「社員のみ」というケースがほとんど。
また、システム上「アルバイトが自分で判断する」というのは難しいといいます。
それでも、ピコ☆さんは「店員として今後注意したいこと」を、次のようにまとめました。
・支払いが小分けになっている場合でも、支払先が同一の場合は注意をする。
・判断が難しい場合は、店長などの責任者に確認をする。
店員が注意をしてくれることは、とてもありがたいことですが、利用者として大切なのは「騙されないようにすること」です。
「コンビニ支払いを利用した詐欺があること」を知っているだけでも、不審な支払いに疑問を感じるきっかけになるはず。家族や友人など周囲の人に情報を共有し、「自分にも起こり得る」と警戒をすることが大切なのです。
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