アニサキスによる食中毒を防ぐには? サンマに潜む寄生虫あれこれ
公開: 更新:


ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
9月の上旬から10月末頃まで、脂ののった最高に美味しいサンマが出回ります。
焼き魚にして大根おろしとスダチでいただいたり、新鮮なものならお刺身にしても美味しいもの!10月に入れば市場の値段も落ち着いてきて、食卓に並ぶ機会も増えてきます。
でも、食べる前にちょっと気を付けて欲しいことがあります。それは…寄生虫の存在です。
意外と見かける寄生虫
サンマの寄生虫は基本的に害はありませんが、中には気を付けないと危ない寄生虫も存在します。
サンマに潜む危ない寄生虫や害のない寄生虫をご紹介します!お食事中の方や虫が苦手な人は、ご注意ください。
サンマヒジキムシ
さんまのお腹辺りにニョロっとくっついているひじき…のように見えますが、これ実はサンマヒジキムシという寄生虫の一種なんです。
通常、取り除かれてから店頭に並ぶのですが、中には見落とされているケースもあります。また、冷蔵庫に入れて一日ほど経つと出てくることがあるようです。
人間に寄生することはないので、食品衛生上の問題はないとのことですが…見つけたらとりあえず引っこ抜いておきましょう。
ラジノリンクス
サンマなどの内臓に寄生するラジノリンクス。色が赤っぽいオレンジのため、焼き魚にするとかなり目立ちます。
こちらも人間には寄生しないのですが、生きたまま食べてしまうとラジノリンクスの吻(飛び出た口)が、のどに引っかかる恐れがあるそうなので、気を付けてください。
焼いてしまえば無害になるとはいえ、見た目が気になる方は内臓を取り除いた方がいいかもしれません。
アニサキス
イカやサケなどにも寄生している、半透明のニョロニョロとしたアニサキス。今までの寄生虫とは違い、こちらは人間に寄生することがあり危険です。
アニサキスによる食中毒を防ぐために
厚生労働省では、以下のように対応することで、アニサキスによる食中毒を防ぐことができるとしています。
ちなみに家庭で使う程度の酢や塩漬け、しょうゆやわさびをつけてもアニサキスは死滅しないそうです。どうしても生に近い状態で食べたいときは、目視で取り除いてください。
寄生虫はどんな魚にも少なからず存在しています。あまり気にしすぎる必要はないですが、正しい知識を持って美味しく頂きたいものですね。