「引っ越しを機に捨てる!?」 粗大ゴミと一緒に放置された犬 その場で飼い主を待ち続ける
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出典:Facebook

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
アメリカのミシガン州デトロイトでの出来事。
ある家族が引っ越しをする際に、家の前に粗大ゴミを大量に捨てて行きました。
そうです。あろうことか、生き物である犬まで捨てて行ったのです。
ブーというこの犬は、心無い飼い主から捨てられたにも関わらず、マットレスの近くで飼い主の帰りをじっと待っています。
もしかしたら、飼い主のニオイが残っているのでしょうか。
しかし、いくらブーが忠誠心を見せても、飼い主は帰って来ません。不憫に思った近所の人がエサを与えてくれたおかげで、食べ物には不自由しませんでしたが、雨を避けることもできない路上で帰らぬ主人を待ち続けていました。
保護団体の男性が迎えに行くも…
連絡を受けた保護団体の責任者、マイク・ディーゼルさんがブーの元を訪れたのは、ブーが放置されてから1ヶ月も経ってからでした。
最初はマイクさんを全く信用しなかったブー。
人間に裏切られたことで、警戒心が強くなったのかもしれません。
マイクさんは、まずは近くに座り、ブーに自分の存在を知ってもらうように努めました。
信頼してもらうためにエサを与えたり…
2日間に渡り、計20時間近い時間を一緒に過ごしたマイクさんとブーは、ようやく信頼関係を築きます。
ブーはマイクさんに心を許し、首輪を付けることを受け入れ、マイクさんの車に自ら乗りました。
保護施設で治療を受けて里親を探す日々
保護施設で検査をするとブーは、フィラリアに感染していました。
しかし、それ以外に問題はなく、しっかり治療を行ったことで現在は健康状態に全く問題はないそうです。
すっかりマイクさんを信頼したブー。
社交的な性格で、保護施設に暮らすほかの犬とも仲良く暮らしていると言います。
現在は、保護施設で里親になってくれる人を待っています。
こんなに可愛い犬を、「自分たちが引っ越す」という人間の都合で捨てるなんて信じられません。
ブーに早く優しい里親が見つかり、安心して暮らせる環境が一日でも早く訪れることを願います。