「ピットブルは危険じゃないと知って」飼い主が思い付いたアイディア
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出典:malibusmama

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
アメリカ原産の犬、ピットブル。世界にはこの犬種を所有することを禁止している国や地域があります。その理由は「凶暴で人やほかの動物を襲う可能性があるから」というもの。
実際に人や犬がピットブルに襲われたケースはあります。しかしその一方で、ピットブルをペットとして可愛がっている家庭もたくさんあるのです。
アメリカのカリフォルニア州に住むクリスティンさんがメスのピットブル”マリブ”に出会った時、彼女はまだ1歳の子犬でした。The Dodoによると、動物シェルターでボランティアをしていたクリスティンさんは、毎週マリブを散歩に連れていっていたそうです。
しかしその2ヶ月後、シェルターでは里親が見つからないマリブをこれ以上保護することはできないと判断。
「このままではマリブが殺されてしまう。」
それを知ったクリスティンさんは自らが里親となることを決めたのです。
こうしてマリブは晴れてクリスティンさんの家族の一員となりました。クリスティンさんは散歩が大好きなマリブを連れて、毎日外へ出かけているそうです。
そして彼女がマリブを連れて近所を歩いていた時、彼女はあることに気が付きました。
クリスティンさんはマリブがまだシェルターにいたとき、彼女に里親が見つかりやすくするために、と可愛い洋服を着せていたことを思い出したそうです。そして思い付いたアイデアは、 「マリブにバンダナを巻いてみよう。」
さっそくバンダナを巻いて散歩に出かけたところ…このアイデアは大成功!
確かに動物が洋服を着ているととっても可愛らしく見えますよね。写真を見ると、マリブは本当に優しそうな穏やかな表情をしています。バンダナが彼女の本来の愛らしさを引き出してくれたのでしょう。
ピットブルは本来、飼い主に対して忠誠心があり、人懐こく明るい性格だと言われています。人間が愛情をもって正しく育てれば、素晴らしい家族の一員となってくれるはずです。
ピットブルについての正しい理解が広まり、ピットブルとして生まれてきたというだけで、彼らが差別されたり、尊い命を奪われるようなことがないように祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]