色盲の少年が初めて、鮮やかな世界の色を見た もらい泣きする映像
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
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三重県の駅の看板に称賛の声! 理由に「考えた人、頭いい」「素敵です」受験シーズンも佳境を迎えている、2025年2月17日、arkw(@arkw0)さんはXを更新。ある駅に設置されていた看板を収めた写真に「いい話」というコメントを添えて公開しました。
ある日、昨日と違う世界が目の前に広がりはじめた…それは昨日見た風景と全く同じなのに、今まで想像もできなかったような鮮やかな色の世界だった!
これは、アメリカのアイオワ州に住む10歳の少年、カーソン・アールベックくんに起こった出来事です。
カーソンくんは野球が大好きで、元気な少年。しかし、生まれ持って色覚異常(色盲)を持っています。
彼の世界は白と黒だけというわけではありませんが、特定の色を認識することが困難です。青と紫、赤と緑が同じ色に見えるそうです。
また、世界の色は鈍く、生き生きとしたものではありません。ネオンは明るくありませんし、パステル・カラーも灰色です。
そんなカーソン君のために、父のアーロンさんは色盲用メガネを購入しました。
このメガネは、特定の波長の光を除去し、色盲の人々が色を正確に知覚することを可能にする光学フィルタを使用しています。購入したとき、このメガネでカーソンくんが色を識別できる確率は50%と言われたそうです。
カーソンくんに、色の世界は訪れるのでしょうか。
メガネをかけた瞬間、感動が襲います。
「どう?見えるだろ?」と尋ねる父親に抱きつくカーソンくん。
芝生の上に置かれた様々な色のフリスピーの色を、喜々とした表情で次々に当てていきます。ピンク色の靴下も、正確に色がわかります。
と、カーソン君は興奮気味に語ります。アーロンさんも、涙を浮かべながら語ります
たくさんの色が存在することを知って、カーソン君に新しい世界、可能性が開けたのです。
このメガネやコンタクトレンズの普及によって、彼をはじめとするたくさんの色盲を持つ方の、世界や可能性が変わっていくことを望みます。
[文・構成/grape編集部]