「ベビーカーを押す姿を見せるべき」世間を盾に女性議員を批判する人々へ
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※写真はイメージ

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一部報道で、公用車の私的使用が報じられた衆院議員で、総務大臣政務官の金子恵美議員。
自身の職場でもある議員会館併設の保育園に子どもを預ける際、公用車を使用していたと指摘されました。
公務を行う場所と保育園が同じであることから「公私混同だ!」という批判の声がある一方、政治家としてのあるべき姿を問うこんな意見も。
「世の中のお母さんたちは保育園に子どもを連れて行く時も苦労をしている。政治家なのだから、そういった苦労を知るべきでは」
実際にこういった声は多く、Twitterにはこんなコメントが上がりました。
こういった批判を受け、金子議員は今後ベビーカーに子どもを乗せ、自宅から約1kmの道のりを歩いて送迎する意向であることを明かしました。
しかし、今回の一件で金子議員に寄せられた意見は、否定的なものばかりではありませんでした。
「職場に保育園があるのだから車に乗せるのが合理的だ」「わざわざ苦労をする方法を選ぶ必要はない」と、擁護する声も多く上がったのです。
そんな中、「そんなことは世間が許さないぞ」といった批判の声に対する切り返しが注目を集めています。
ぜひご覧ください。
これは太宰治の名作『人間失格』の一節。
「世間が許さないではない。あなたが許さないのでしょう」という強いメッセージが、多くの人の心に響きました。
小林麻央さんが亡くなった直後に、子どもと一緒にディズニーランドに行ったところを目撃された海老蔵さんに対しても「そんな行動は世間が許さない!」と批判していた人がいましたが、構図はまったく同じです。
曖昧な『世間』を盾にしなければ主張できない批判なら、そもそも口にするな…太宰のそんな叱責が聞こえてきそうな気がします。
[文・構成/grape編集部]