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「不健康なのは、知ってるけど」不摂生が止められない毎日を変える方法

By - grape編集部  公開:  更新:

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普段の不摂生が主な原因で起きる生活習慣病。

厚生労働省によると、生活習慣病は日本人の死亡原因の約6割を占め、深刻な問題となっています。

予防促進のため、2008年から40歳以上74歳以下の人を対象に、特定健康診査が行われています。

検査の結果、リスクが高いと診断されると、生活習慣を見直すサポートをしてくれる『保健指導』を受けられるのですが…。

  • 指示・指導されるのがイヤ
  • 時間がない
  • 体調が悪い実感がない

このような理由から、保健指導を拒んでいるという人も少なくないそうです。その一方、実際に受けたことがある人は、どう思っているのでしょうか。

保健指導を受けてみて

健診結果が届くと、同僚と「不健康自慢」をしていました。

そう語るのは、49歳会社員の男性。10年で体重が15キロも増加してしまったとか。

同僚との間では、冗談半分に不健康をネタにしていましたが、内心は不安だらけ…。同僚が保健指導を受けたのをきっかけに、保健指導のドアをたたく決意をしました。

「こってりお説教させられるのかな」と思っていた男性。しかし受けてみると、保健師さんからのこまめな励ましもあって、食生活が変わり、毎朝の散歩も続けられているそうです。

自分ひとりだったら絶対に三日坊主だったと思いますよ。

生活習慣を変えることができたのは、くじけそうになっても寄り添ってくれた保健師さんのおかげだと話す男性。1人で挑むより、支えてくれる人がいたほうが心強いですよね。

キッカケは、娘のひと言

美容室を経営している59歳の女性は、仕事柄、食事はいつも不規則。さらに大好きなスナック菓子を間食してしまうことも多かったそう。

健康診査の結果には気になる部分があったけれども、仕事は忙しいし、まだ大丈夫だと考えていました。しかし、娘のひと言で保健指導を受けてみることにしたそうです。

健診結果を見た娘から「お母さん、一度病院に行って!」って命令されまして。

保健師のアドバイスのもと、不規則だった食生活を改善し、栄養バランスも見直すことができました。家族や友人など、親しい人たちが背中を押してくれることで、健康への第一歩を踏み出すことができるのですね。

厚生労働省によると、保健指導の受診対象者約453万人に対し、実際に保健指導を受けている人は、わずか17.5%の約79万人しかいません。

親身に相談に乗ってくれる保健師の力を借りて、二人三脚で生活習慣を変えていくことができます。

特定健康診査を受けて、気になる結果が出てきたら、保健指導を受けてみてください。きっと、より健康になるためのヒントが得られるはずです。

また、自分の両親や身の回りの人にも勧めてみてくださいね。詳しくは特設ページをご覧ください。


[文・構成/grape編集部]

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