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誕生日会に友だちが1人も来ない 悲しむ自閉症の少年を救ったヒーローたち

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Amanda Bridges

アメリカに住むホールデンくんは自閉症を持つ男の子です。彼は7歳の誕生日パーティーに、学校のクラスメイト全員を招待しました。

たくさんの友だちがお祝いに来てくれるのを、楽しみにしていたホールデンくん。しかし、誕生日パーティー当日、彼の家には誰1人現れなかったのです。

パーティーに誰も来てくれなくて泣いている息子を見た父親は

誰も来てくれなかったことで深く傷ついたホールデンくんは、悲しみのあまり泣き出してしまいます。

また、ホールデンくんの父親は携帯電話を失くしたことに気が付き、近所を探してみようと外へ出ました。

そこで父親が偶然目にしたのは、停まっている消防車。

そこで父親は消防士に事情を話し、「よかったら息子のために我が家に立ち寄ってもらえませんか」と頼みました。消防士は快諾しましたが、一度消防署に戻って許可を取らなくてはいけないといい、その場を去ったのです。

少年の誕生日のお祝いにやってきたのは…

それからしばらくして消防士たちがホールデンくんの家へやってきました。するとそこには消防士だけでなく、救急救命士や警察官の姿が!

最初に声をかけた消防士の呼びかけで、職場の仲間たちが数台の車に乗って駆け付けてくれたのです。

消防士はホールデンくんにプレゼントも用意してくれていました。ホールデンくんは消防車に乗せてもらったり、消火ホースで放水をしたりして、おおいに誕生日を楽しみました。

母親のアマンダさんはこの時のことをFacebookに投稿し、消防士たちに感謝の気持ちを伝えました。

ホールデンは「消防士さんたちは僕のヒーローだよ。彼らは最高の誕生日プレゼントをくれたんだ!」といっていました。

彼は大きくなったら、消防士か警察官か救急救命士になりたいといっています。

ウェア郡消防署の消防士、警察官、そして救急救命士の皆さん、本当にありがとうございました!あなたがたは私の小さな息子の悲しい日を、喜びの涙を浮かべた大人たちと共に、思い出に残る日にしてくれました。

Amanda Bridges  ーより引用(和訳)

クラスメイトが誰も来てくれないことで傷ついたホールデンくんはもちろんですが、そんな我が子を見ているご両親もとてもつらかったことでしょう。

消防士たちの心温まる訪問は、ホールデンくんだけでなく、彼を愛する大人たちの心にも大きな感動を与えたようです。

この出来事をきっかけに「消防士になりたい」という思いが強くなったというホールデンくん。きっと将来は、彼らのような強くて優しい大人に成長することでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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