誕生日会に友だちが1人も来ない 悲しむ自閉症の少年を救ったヒーローたち
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカに住むホールデンくんは自閉症を持つ男の子です。彼は7歳の誕生日パーティーに、学校のクラスメイト全員を招待しました。
たくさんの友だちがお祝いに来てくれるのを、楽しみにしていたホールデンくん。しかし、誕生日パーティー当日、彼の家には誰1人現れなかったのです。
パーティーに誰も来てくれなくて泣いている息子を見た父親は
誰も来てくれなかったことで深く傷ついたホールデンくんは、悲しみのあまり泣き出してしまいます。
また、ホールデンくんの父親は携帯電話を失くしたことに気が付き、近所を探してみようと外へ出ました。
そこで父親が偶然目にしたのは、停まっている消防車。
そこで父親は消防士に事情を話し、「よかったら息子のために我が家に立ち寄ってもらえませんか」と頼みました。消防士は快諾しましたが、一度消防署に戻って許可を取らなくてはいけないといい、その場を去ったのです。
少年の誕生日のお祝いにやってきたのは…
それからしばらくして消防士たちがホールデンくんの家へやってきました。するとそこには消防士だけでなく、救急救命士や警察官の姿が!
最初に声をかけた消防士の呼びかけで、職場の仲間たちが数台の車に乗って駆け付けてくれたのです。
消防士はホールデンくんにプレゼントも用意してくれていました。ホールデンくんは消防車に乗せてもらったり、消火ホースで放水をしたりして、おおいに誕生日を楽しみました。
母親のアマンダさんはこの時のことをFacebookに投稿し、消防士たちに感謝の気持ちを伝えました。
クラスメイトが誰も来てくれないことで傷ついたホールデンくんはもちろんですが、そんな我が子を見ているご両親もとてもつらかったことでしょう。
消防士たちの心温まる訪問は、ホールデンくんだけでなく、彼を愛する大人たちの心にも大きな感動を与えたようです。
この出来事をきっかけに「消防士になりたい」という思いが強くなったというホールデンくん。きっと将来は、彼らのような強くて優しい大人に成長することでしょう。
[文・構成/grape編集部]