つらい幼少期を告白したYOSHIKI 中居正広の言葉に「泣いた」「突き刺さる」の声
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ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIさんが波乱万丈な人生を振り返り、幼少期のつらい過去を告白しました。
『X JAPAN』YOSHIKI、つらい過去を告白
幼少期のころ、病弱な子どもだったというYOSHIKIさん。優しい両親と可愛い弟と共に、幸せな毎日を送っていました。
しかし10歳のころ、YISHIKIさんの人生は急変します。ある日帰宅すると、当時34歳だった父親が自ら命を絶っていたのです。
泣いている親戚の姿を見てすべてを悟ったYOSHIKIさんは、錯乱状態に。周囲の人に当たり散らした記憶があるといいます。
「生きてるって何?」
父の死をきっかけに、YOSHIKIさんはそう考えるようになりました。父のように、命を絶つことを考えていた時期もあったといいます。
しかし、そんな中アメリカのロックバンド『KISS』のレコードを偶然手にし、ロックの素晴らしさに目覚めます。
心を突き動かすような激しい音楽を聴くことで心のモヤモヤが晴れ、自らもドラムの練習に没頭するようになりました。
幼少期を振り返り、スタジオでそうコメントするYOSHIKIさん。
共演者に「幸せな思い出も覚えてますか?」と質問されると、こう返しました。
「たった1%の悲しみは、99%のほかの記憶を黒くおおってしまう」…悲しそうな表情で、YOSHIKIさんはそういいました。
メンバーの洗脳騒動や、死を乗り越えて
幼少期からの友人であり、大好きな『KISS』の話をよくしていたYOSHIKIさんとToshlさんは、学生時代にバンドを結成。
1989年に前身となる『X』を結成し、1992年に『X JAPAN』へ改名します。数々の名曲を生み出し、その人気はうなぎ登りでした。
しかし1997年、共に道を歩んできたToshlさんが洗脳騒動の末、脱退。翌年にはメンバーのHIDEさんが亡くなってしまいます。
HIDEさんの死を振り返り、YOSHIKIさんはこういいます。
YOSHIKIさんの過去に、ネットから反響
・この人はなんて的確に、心の痛みを表現するんだろう。本当に涙が出るかと思った。
・「自分のせいじゃないか」と自責の念を抱くYOSHIKIを見て、つらくなりました…。
・YOSHIKIがいった「傷は歳をとらない」が突き刺さる。身体の傷は時間が経てば癒えるけど、心の痛みは鮮やかなまま。
・「HIDEは自ら命を絶つ人じゃない」…YISHIKIさんがいってくれた。だよね。ありがとう…。
YOSHIKIさんの語る内容は、X JAPANのファンだけではなく、多くの人の心を打ちました。
中居正広さんがいったその言葉に、「僕もその言葉、大好きです」と答えたYOSHIKIさん。
何度つらいことが起こっても、YOSHIKIさんは「これは耐えることのできる試練だ」と思って前を向いてきたのでしょう。
生きるということは、楽しいことばかりではありません。ですが、つらい時や悲しい時に自分を奮い立たせ、前向きに考えされる人でありたいものです。
[文・構成/grape編集部]