「女性は土俵に上がるな」の報道に医師兼漫画家が『心肺蘇生法』を覚えてほしい
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「水筒に入れると危険」 注意喚起に「知らずに続けてた」「体に悪いなんて」職場や学校に、毎日『水筒』を持ち運ぶ人は多いでしょう。実は、金属製の水筒には、入れてはいけない飲み物がいくつかあるため注意が必要です。本記事では、保険医療局が注意喚起する『水筒にまつわるNG行動』を紹介します。

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- 出典
- @nagatarj
2018年4月4日、京都の舞鶴文化公園体育館で行われた大相撲春巡業で、挨拶をしていた舞鶴市の多々見良三市長が、体調不良により倒れるというトラブルが発生。
その際、救命処置に向かった女性に対し「女性は土俵から降りてください」というアナウンスが流れたことが、大きな反響を呼びました。
「伝統と人命とどちらが大事なのか」とさまざまな意見が多方面から上がり、TVでも連日報道されています。
救命のために土俵に上がった女性は、倒れた市長に対して心肺蘇生の措置を行いました。その様子も繰り返しTVで放送され、多くの人の目に触れています。
「これをきっかけに、心肺蘇生法を覚えてもらいたい」
永田礼路(@nagatarj)さんのプロフィールは『漫画を描くお医者さん』。
『覚えよう心肺蘇生法 心臓マッサージ編』と題して、人が倒れた時の対処法をイラストで公開しました。
イラスト内にある、アンパン○ンの歌とは「勇気だけが友達さ~」という歌詞の『アンパンマンマーチ』のほう、とのことです。
「人の命を助けている最中に、歌なんて…」と思う人もいるかもしれません。ですが、永田さんは「パニックになりそうな状況なので、頭の中で歌うと落ち着き、勇気が出るのでオススメです」とコメントしています。
「いざ」という時に、自分が人の命を救うことができるかどうかは、誰もが不安なもの。
その不安も、予備知識をたくわえておくことで少し和らぐかもしれません。このイラストが広まることで、誰かの命が救われるはずです。
イラストを描いた永田さんの漫画作品は、コミックスが発売中です。ぜひこちらもご覧ください。
螺旋じかけの海(1)
著:永田 礼路
発行:講談社(アフタヌーンKC)
[文・構成/grape編集部]