事故で片足切断…止血し励ましている最中、通りがかりの人が悲劇を招いた
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- 出典
- @AirHiro0528
Twitterユーザーのひろとさん(@AirHiro0528)が投稿した、人命救助に関わる人から聞いたというエピソードです。この出来事を紹介するにあたり、「多くの人に知ってもらいたい」とコメントをいただきました。
その内容は、胸をギュッとつかまれて苦しくなるようなものでした…。
事故で片足を切断、止血はしたが…
事故に遭い、不幸にも片足を切断してしまった方が。止血の処置をし、救急隊の到着を待っていたのでしょう。「大丈夫だよ」と応急処置をした人は、怪我した人に声をかけて励まし続けていました。
しかしそのあと、悲劇が…。
事故現場を通りかかった、一般の人が驚いてこんな言葉を口にしてしまいます。
「うわ、足ちぎれてるよ」
しかも大きな声で…。
怪我をした人は、まさか、自分の足が切断されてしまったとは思っていなかったのでしょう。処置を受け、なんとか生きようと痛み・苦しみをこらえていたはずです。
そのさなかに聞いてしまった言葉…。
助かったかもしれない命が…
その後、怪我した人は震えはじめてパニック状態に。止血の処置をし、体を動かしていないはずなのに足から血が止まらなくなり、最後には亡くなってしまったそうです。
病院に搬送されて、適切な処置をすれば助かった命かもしれません。
それが最悪なことに、事故現場で命を落とす結果になってしまいました。
声を上げた人に責任はないけれど
大声を上げてしまった人に、罪があるとは思えません。ショッキングな現場を見たその人も、動揺してしまったのでしょう。まさかそのことで、けが人が命を落とす結果になるなんて考えもしなかったと予想できます。
ですが、そんな場面に出くわしたら「怪我の状態を声に出してはいけない」「けが人を動揺させてはいけない」その知識があったなら、どんなに驚いても声を抑えたはずです。
知らなかったがゆえの悲劇だったのでしょう。
「人の言葉って、人に物理的ダメージを与えることもできる」「言葉の力はすごい」投稿したひろとさんはこのようにもコメントしています。
言葉が人を傷つけるのは、心だけではありませんでした。
自分自身が被害者・加害者、どちらの当事者にもなる可能性があります。今回は痛ましい事故現場での出来事でしたが、日常の些細な出来事の中にも何か通じるものがあるかもしれません。
この事例を胸に刻み付けたいと思います。