看護師「なにか刃物を」 鬼気迫る表情で、通りかかった人に言ったワケ By - grape編集部 公開:2018-03-03 更新:2018-05-26 救命看護師 Share Post LINE はてな コメント 「前に救命講習を受けたし、いざという時にも迅速に対応できるだろう」 そう思っている人もいるでしょう。 しかし、救命活動に慣れている人でも、いきなりの事態に直面すると冷静でいることは難しいのです。 看護師の都(@tomerariko)さんが、「仲間の1人が救命処置をした時の話」を漫画にしてTwitterに投稿。大きな反響を得ました。 『看護師仲間が院外急変に出くわしました』 オフの日に、梅を見に行っていた看護師仲間。 すると、目の前で人が倒れて…。 殴り書きで申し訳ないのですが、人の動揺見てちょっとでも緊急時冷静さを保つ役にたったらと。看護師仲間が院外急変に出くわしました① pic.twitter.com/4TBAZUAA1c— 都 (@tomerariko) 2018年2月28日 ② pic.twitter.com/WFj0Pg9VG1— 都 (@tomerariko) 2018年2月28日 ③ pic.twitter.com/lRh8YEA0ER— 都 (@tomerariko) 2018年2月28日 ④ pic.twitter.com/RhDUQCUPlO— 都 (@tomerariko) 2018年2月28日 ⑤ pic.twitter.com/GkNOAjlX4u— 都 (@tomerariko) 2018年2月28日 緊急の時に備えて 都さんは、看護師仲間から話を聞いて、改めて「救命のためにどうすることが必要か」をまとめました。 ・心停止していた時、胸骨圧迫に入る前に119番へ電話をかける。そして、スマホをスピーカー状態にして、救命処置をしながら救急の依頼をする。 ・スマホの『緊急ボタン』を知っておく。 ・大きめのナイロン袋などを準備する。 ・時間を無駄にしないためにも、日ごろから刃物を持つ。AEDの到着を待つ間に、服を切っておく。 ただし、ハサミの持ち歩きは軽犯罪法による規制に引っかかることも。 救命の職に就いている人なら『仕事道具』になります。けれど一般の人は、「今日あの場所で使う」というワケでもないのに持ち歩くことは、控えたほうがいいかもしれません。 AEDによっては、手袋やハサミなど救急用の付属品が入っているものがあります。近くにハサミがなかった場合は、AEDの到着までほかの救命処置を行いましょう。 もし周りに人がいなかったら また、都さんの漫画へのコメントに、『Coaido119(コエイドイチイチキュー)』というアプリをオススメする声がありました。 看護師仲間は、たまたま近くに人がいたため協力を仰ぐことができましたが、周りに人がいなかったら心細いですよね。 そんな時にアプリ『Coaido119』を使えば、救急車の到着を待つ間、近くの協力者に助けを求めることができます。 Coaido119(コエイドイチイチキュー)は、119番通報をしながら周囲にSOSを発信できる緊急情報共有アプリです。 事前登録した医療有資格者や救命講習受講者、AED設置者等に情報が届き救急車到着までの約10分間の救命ボランティアを要請できます。 Coaido119 ーより引用 パニックになっても救命できることが大切。できるだけ簡単な手順で、助けられるように準備しておきたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @tomerariko/@tomerariko/警視庁/警視庁/Coaido119/Coaido119 Share Post LINE はてな コメント
「前に救命講習を受けたし、いざという時にも迅速に対応できるだろう」
そう思っている人もいるでしょう。
しかし、救命活動に慣れている人でも、いきなりの事態に直面すると冷静でいることは難しいのです。
看護師の都(@tomerariko)さんが、「仲間の1人が救命処置をした時の話」を漫画にしてTwitterに投稿。大きな反響を得ました。
『看護師仲間が院外急変に出くわしました』
オフの日に、梅を見に行っていた看護師仲間。
すると、目の前で人が倒れて…。
緊急の時に備えて
都さんは、看護師仲間から話を聞いて、改めて「救命のためにどうすることが必要か」をまとめました。
・心停止していた時、胸骨圧迫に入る前に119番へ電話をかける。そして、スマホをスピーカー状態にして、救命処置をしながら救急の依頼をする。
・スマホの『緊急ボタン』を知っておく。
・大きめのナイロン袋などを準備する。
・時間を無駄にしないためにも、日ごろから刃物を持つ。AEDの到着を待つ間に、服を切っておく。
ただし、ハサミの持ち歩きは軽犯罪法による規制に引っかかることも。
救命の職に就いている人なら『仕事道具』になります。けれど一般の人は、「今日あの場所で使う」というワケでもないのに持ち歩くことは、控えたほうがいいかもしれません。
AEDによっては、手袋やハサミなど救急用の付属品が入っているものがあります。近くにハサミがなかった場合は、AEDの到着までほかの救命処置を行いましょう。
もし周りに人がいなかったら
また、都さんの漫画へのコメントに、『Coaido119(コエイドイチイチキュー)』というアプリをオススメする声がありました。
看護師仲間は、たまたま近くに人がいたため協力を仰ぐことができましたが、周りに人がいなかったら心細いですよね。
そんな時にアプリ『Coaido119』を使えば、救急車の到着を待つ間、近くの協力者に助けを求めることができます。
パニックになっても救命できることが大切。できるだけ簡単な手順で、助けられるように準備しておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]