看護師「なにか刃物を」 鬼気迫る表情で、通りかかった人に言ったワケ
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「前に救命講習を受けたし、いざという時にも迅速に対応できるだろう」
そう思っている人もいるでしょう。
しかし、救命活動に慣れている人でも、いきなりの事態に直面すると冷静でいることは難しいのです。
看護師の都(@tomerariko)さんが、「仲間の1人が救命処置をした時の話」を漫画にしてTwitterに投稿。大きな反響を得ました。
『看護師仲間が院外急変に出くわしました』
オフの日に、梅を見に行っていた看護師仲間。
すると、目の前で人が倒れて…。
緊急の時に備えて
都さんは、看護師仲間から話を聞いて、改めて「救命のためにどうすることが必要か」をまとめました。
・心停止していた時、胸骨圧迫に入る前に119番へ電話をかける。そして、スマホをスピーカー状態にして、救命処置をしながら救急の依頼をする。
・スマホの『緊急ボタン』を知っておく。
・大きめのナイロン袋などを準備する。
・時間を無駄にしないためにも、日ごろから刃物を持つ。AEDの到着を待つ間に、服を切っておく。
ただし、ハサミの持ち歩きは軽犯罪法による規制に引っかかることも。
救命の職に就いている人なら『仕事道具』になります。けれど一般の人は、「今日あの場所で使う」というワケでもないのに持ち歩くことは、控えたほうがいいかもしれません。
AEDによっては、手袋やハサミなど救急用の付属品が入っているものがあります。近くにハサミがなかった場合は、AEDの到着までほかの救命処置を行いましょう。
もし周りに人がいなかったら
また、都さんの漫画へのコメントに、『Coaido119(コエイドイチイチキュー)』というアプリをオススメする声がありました。
看護師仲間は、たまたま近くに人がいたため協力を仰ぐことができましたが、周りに人がいなかったら心細いですよね。
そんな時にアプリ『Coaido119』を使えば、救急車の到着を待つ間、近くの協力者に助けを求めることができます。
パニックになっても救命できることが大切。できるだけ簡単な手順で、助けられるように準備しておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]