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「ここでやめたらあかん」 引退を考えていた中川家を引っ張り上げた存在に涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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兄弟漫才コンビ・中川家の剛さんと礼二さんが、2018年4月30日に放送された情報番組『ビビット』(TBS系)で、若手時代によく通っていた店などを紹介。

その中で若手時代の苦労話を語り、引退の危機を救ってくれた『ある恩人』の存在を明かしました。

オカンより受け止めてくれた

2001年に『M-1グランプリ』で優勝した経歴を持つ中川家。

それまでは伸び悩み、同期のケンドーコバヤシさんや陣内智則さんなどが売れていくと、焦りや不安を感じる日々が続いていたのだそうです。

そんな中で、剛さんはパニック障害になってしまい、1人で電車に乗ることもできなくなってしまいます。

さらに1999年ごろは1番仕事が減っており、街頭インタビューをしても腕しか映っていないこともあったのだとか。

「自分たちでなくてもいいのでは?」という疑問を持ち番組伝えると「それなら、やめてもらってもいいですよ」という返答をもらいます。

自分たちに自信も持てず、引退を考えていたどん底の2人。救ってくれたのは、女性漫才コンビの今いくよ・くるよ師匠だったそうです。

今いくよ・くるよ師匠によく連れて行ってもらっていた焼き鳥店で、「グチをすべて受け止めてくれていた」と礼二さんは語ります。

グチも出るじゃないですか、お酒も飲んで。

いつもそれで、オカンよりも受け止めてくれるよな。

話を聞くだけ聞いて、「ここでやめたらあかん」「おいしいのいっぱいあるから」って、東京に行ったらあんなんでこんなんでって。

それでなんとなく持ってた、気持ちが。

その時、本当にやめようと思ってたから。

ビビット ーより引用

スタッフから「いまがあるのは師匠のおかげですか?」という質問に対してもきっぱりと答えました。

おかげです。これははっきりいえるな。

1番腐っている時に引き上げてくれた。命の恩人ですよ。

ビビット ーより引用

中川家のエピソードを見て、ネット上にはこのようなコメントが寄せられていました。

・剛さんが精神的に弱っていたこともあったけど、戻ってきてくれて嬉しい!

・今いくよ・くるよさんたちが信じてくれていたんですね。

・ビビットに出ていた中川家がすごくよかった。

どんなにつらい時でもしっかりと受け止め、中川家を信じてくれた今いくよ・くるよ師匠の存在がなければ、2人は漫才をやめていたかもしれません。

人とのつながりがより大切に思える、素敵なエピソードですね!


[文・構成/grape編集部]

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出典
ビビット

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