盲目の漫談家・濱田祐太郎に『ある実証実験』 出演者から「攻めた企画だね」 By - grape編集部 公開:2018-05-04 更新:2018-06-13 お笑い芸人濱田祐太郎視覚障害 Share Tweet LINE コメント ※写真はイメージ 2018年5月2日に放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画が、ネット上で称賛を集めています。 盲目の濱田祐太郎、『箱の中身は何だろな?』で正解するか? 芸能人たちが持ち寄った『説』を検証するコーナーでは、バラエティの王道クイズ『箱の中身は何だろな?』が1番得意な芸人は「濱田祐太郎だ」という『説』を取り上げていました。 『箱の中身は何だろな?』とは、箱の中身を見ずに触って中に入っている物を当てるクイズ。 ほぼ盲目にも関わらず、『R-1ぐらんぷり2018』で優勝を果たした漫談家の濱田祐太郎さんなら、簡単に正解を出すのではないかという『説』でした。 これにはスタジオの出演者からも「おぉー!なるほどね」「攻めた企画だね」という声が上がります。 実際に検証するVTRで、自信について聞かれた濱田さんは、このように答えました。 こういうのやったことないんで、よく分かんないんですけど、ただ周りの人からは「目が見えてない分、触るのとか得意やろ」ってよくいわれるんで。 触ってなんのものかを当てるのは、僕の日常的なことなので、わりと得意なんじゃないかと思っています。 水曜日のダウンタウン ーより引用 自信を見せる濱田さんと対決するのは、ハリウッドザコシショウさん、アキラ100%さん、じゅんいちダビッドソンさんの3人。 1回戦目から難易度の高い『タケノコ』が出題されます。しかし、濱田さんは「産毛がある」「皮が取れる」「たけのこの里に形が似ている」ということから推理して、わずか30秒で正解を導き出します。 対戦したじゅんいちダビッドソンさんは、6分54秒もの時間がかかりました。 2回戦目は『電気シェーバー』で、アキラ100%さんは正解までに3分52秒かかります。対する濱田さんは33秒で正解。人並み外れた感覚を披露します。 最終戦では、触ったことのない『イグアナ』に苦戦し、正解まで12分もの時間がかかってしまいましたが、その推理力や洞察力は多くの人を驚かせました。 検証を見た松本人志さんは「グルメレポーターやったらどうなんだろう」という、新しいジャンルへの可能性を提示。 タレントの伊集院光さんも、これに同意します。 俺ら見た目にちょっと引きずられる。見た目がオシャレな食べ物だとかそういうところが、全然関係ないから。 あと、美人とかルックスとかじゃなくてちゃんと感じられる人かもしれない。 水曜日のダウンタウン ーより引用 濱田祐太郎をきっかけに、視覚障がい者への理解が深まる 普段は少し遠慮がちにTVなどで取り上げられる障がい者。その持ち味をしっかりと伝えた企画に、ネット上では称賛の声が上がりました。 ・めちゃくちゃ面白かったです。企画としてよくできている上に、視覚障がい者への理解が深まりそう。 ・文句なしに面白かった。触れたことがないからイグアナが分からないというのも「盲点」だった。 ・目が見えない人の触感や世界観をもっと気軽に知ってもらうのもいいかもと思えた。ちょっと障がい者のことに触れなさすぎてる。 視覚障がい者がどのような感覚で物を触っているのかを、同番組は興味深く楽しく伝えることに成功したといえそうです。 こういった気軽に楽しめる企画で、少しでも多くの人に障がい者への理解が広まってほしいものですね! [文・構成/grape編集部] 出典 水曜日のダウンタウン Share Tweet LINE コメント
2018年5月2日に放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画が、ネット上で称賛を集めています。
盲目の濱田祐太郎、『箱の中身は何だろな?』で正解するか?
芸能人たちが持ち寄った『説』を検証するコーナーでは、バラエティの王道クイズ『箱の中身は何だろな?』が1番得意な芸人は「濱田祐太郎だ」という『説』を取り上げていました。
『箱の中身は何だろな?』とは、箱の中身を見ずに触って中に入っている物を当てるクイズ。
ほぼ盲目にも関わらず、『R-1ぐらんぷり2018』で優勝を果たした漫談家の濱田祐太郎さんなら、簡単に正解を出すのではないかという『説』でした。
これにはスタジオの出演者からも「おぉー!なるほどね」「攻めた企画だね」という声が上がります。
実際に検証するVTRで、自信について聞かれた濱田さんは、このように答えました。
自信を見せる濱田さんと対決するのは、ハリウッドザコシショウさん、アキラ100%さん、じゅんいちダビッドソンさんの3人。
1回戦目から難易度の高い『タケノコ』が出題されます。しかし、濱田さんは「産毛がある」「皮が取れる」「たけのこの里に形が似ている」ということから推理して、わずか30秒で正解を導き出します。
対戦したじゅんいちダビッドソンさんは、6分54秒もの時間がかかりました。
2回戦目は『電気シェーバー』で、アキラ100%さんは正解までに3分52秒かかります。対する濱田さんは33秒で正解。人並み外れた感覚を披露します。
最終戦では、触ったことのない『イグアナ』に苦戦し、正解まで12分もの時間がかかってしまいましたが、その推理力や洞察力は多くの人を驚かせました。
検証を見た松本人志さんは「グルメレポーターやったらどうなんだろう」という、新しいジャンルへの可能性を提示。
タレントの伊集院光さんも、これに同意します。
濱田祐太郎をきっかけに、視覚障がい者への理解が深まる
普段は少し遠慮がちにTVなどで取り上げられる障がい者。その持ち味をしっかりと伝えた企画に、ネット上では称賛の声が上がりました。
・めちゃくちゃ面白かったです。企画としてよくできている上に、視覚障がい者への理解が深まりそう。
・文句なしに面白かった。触れたことがないからイグアナが分からないというのも「盲点」だった。
・目が見えない人の触感や世界観をもっと気軽に知ってもらうのもいいかもと思えた。ちょっと障がい者のことに触れなさすぎてる。
視覚障がい者がどのような感覚で物を触っているのかを、同番組は興味深く楽しく伝えることに成功したといえそうです。
こういった気軽に楽しめる企画で、少しでも多くの人に障がい者への理解が広まってほしいものですね!
[文・構成/grape編集部]