視覚障がい者に「何かお手伝いすることはありますか?」 返答に目を丸くした
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※写真はイメージ

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- 出典
- @much4444
駅や街中で『白杖(はくじょう)』を使いながら歩いている人を見かけることがあります。
白杖は目が不自由な人の歩行を補助するものです。見かけた場合、多くの人はその人の進路を妨げたりしないよう配慮していることでしょう。
しかし、もしも目が不自由な人が困っている様子でありながら、誰にも声をかけずにいたら…あなたは、率先して声をかけられますか。
印象深い、相手からの返答
まち(@much4444)さんは、駅で白杖を持って壁際に立っている男性を見かけ「お手伝いすることは、ありますか?」と声をかけたといいます。
男性は何か助けを必要としていたわけではなく、知人と待ち合わせをしているところでした。
そして、まちさんからの申し出に対して「ありがとう」と返答した後、こう伝えてきたのです。
「またよろしくお願いします」
男性とまちさんは、この時が初対面です。駅で毎日のようにすれ違うわけでもなく、なぜ最後に「またお願いします」と伝えたのでしょうか。
この男性の発言を「『また自分を見た時は』じゃなくて、『困ってる人を見かけたら、また声をかけてあげてほしい』という意味だろうな」と振り返るまちさん。
そして、そんな言葉をすぐに伝えられる男性を「優しい人」とも語ります。
視覚障がい者に限らず、老人や妊婦さんに電車の席を譲ったり、道に迷っている人を案内してあげたり、誰かを助ける機会は意外と多いもの。
しかし、たとえ困っている人を見かけたとしても「断られたら恥ずかしい」「余計なお世話かも」と考えてしまい、結局声をかけらなかった…という話もよく聞きます。
まちさんのツイートに対し、視覚障がい者を知り合いに持つ人からは「声をかけてくれて、ありがとう」「最後のひと言を、そうとらえられるあなたこそ優しい」とコメントが寄せられるなど、大きな反響を呼びました。
男性の「またお願いします」という返答も、素晴らしい限りです。
そして、まちさんのように、自ら率先して声をかけられる心遣いを私たち一人ひとりも大切にしたいもの。その勇気は、決して無駄にならないはずです。
[文・構成/grape編集部]