群馬県のゆるキャラ『ぐんまちゃん』 中の人の給与が明かされる
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

散歩中、急に立ち止まった柴犬 目にした光景に「お茶吹いた」「違う、そうじゃない」平和な社会を保つために必要なのが、ルールとマナー。不特定多数が集まる場で周囲を見渡してみると、さまざまな貼り紙や看板が目に入りますよね。 ある日の散歩の風景を、Xに投稿したのは、柴犬のふぅちゃんと暮らす飼い主(@Shib...
- 出典
- タウンワーク
首都圏に位置しながら、豊かな自然に恵まれ、草津や伊香保をはじめとした多くの温泉地を有する群馬県。
※写真は草津温泉
こんなにも魅力にあふれているのですから、全国的な知名度は高いはずです。
しかし、なぜかネット上では『未開の地』などといわれ、ネタにされてしまうことも。いつしか、愛を込めて『グンマー帝国』と呼ばれるようになりました。
そんなグンマー帝国には、『ゆるきゃら®グランプリ 2014』で1位に選ばれたこともある、『ぐんまちゃん』という可愛らしいマスコットキャラがいます。
このぐんまちゃんに関わる『情報』が、グンマー帝国の外で生活する人たちに衝撃を与えています。
『中の人』なんていないよ…いないよね?
きっかけは、Twitterに投稿されたこんな書き込みでした。
ぐんまちゃんの『中の人』の求人してる!
待ってください、『中の人』って何ですか…。
ミッキーだって、ふなっしーだって、みんな『中の人』なんていないはず…。
そう、着ぐるみの世界において『中の人』の存在に触れるのはタブー。「『中の人』はいない」というのが暗黙の了解です。
それにもかかわらず、堂々と募集をかけるなんて…これでは『中の人』の存在を認めたも同じではありませんか!
出典:タウンワーク スクリーンショット
ちなみに、契約社員での募集で、給与は月給16万円。1時間休憩の9〜18時勤務で、実働は8時間です。
イベント支援のほか、ぐんまちゃん着ぐるみによるTV、雑誌出演などが主な仕事とのこと。
さすがグンマー帝国、暗黙の了解を打ち破り、詳細に募集情報を書き込むなんて、怖いものなしです…!
群馬県が『グンマー帝国』と称される理由は、こういうところなのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]