「狂暴な犬がいる!」警察署にかかってきた1本の電話 現場へ駆けつけると? By - grape編集部 公開:2018-05-21 更新:2019-05-02 ピットブル犬警察警察官 Share Post LINE はてな コメント 出典:Texarkana Texas Police Department ある日、アメリカのテキサス州にある警察署にかかってきた1本の電話。 「狂暴な犬がいます!」 通報を受け、現場へ駆け付けた1人の警察官が体験した出来事に、多くの人が心を動かされました。 人懐こいピットブル 現場へ向かったトラビス・フロスト警察官は、他人の家の正面玄関前に横たわっている1匹の犬を発見しました。 目の前にいたのは、勇ましく大きな体つきをしたピットブルでした。 突然襲われたとしてもすぐに逃げられるように、パトカーのドアを開けたまま、少しずつ正面玄関前へ近付いていくトラビス警察官。犬をおびき出すため、口笛を吹くと…。 なんと犬は嬉しそうに尻尾を振りながら、トラビス警察官の元へ駆け寄ってきたのです! Texarkana Texas Police Departmentさんの投稿 2018年4月29日(日) 見た目で誤解されていただけで、実際はとても人懐っこく、穏やかな性格の犬であることに気付いたトラビス警察官。 しばらく頭をなでて可愛がると、犬は満足したように自らパトカーの前方座席に乗りこみました。 動物保護団体の担当者が迎えにくるまでの間、仲よくなった警察官と犬は、小さな出会いを記念し、写真をパシャリ。 Texarkana Texas Police Departmentさんの投稿 2018年4月29日(日) とても素敵な笑顔を浮かべていますね!優しい警察官に保護され、犬の表情もどこかリラックスしているように見えます。 警察署は一連の出来事を公式Facebookに投稿し、10万件もの「いいね!」を集めました。 ・思いやりのある対応だね。素晴らしい! ・すぐに射殺せず、犬の確保に時間を割いてくれてありがとう。 ・多くの人が持つピットブルへの「悪いイメージ」が、いつか消えることを願っている。警察官の振る舞いは、その第一歩となったはずだ。 トラビス警察官は「周りに知らない犬がいたら注意すべきですが、それらのすべてを悪い犬だと決めつけるべきではありません」と語っています。 ちなみに、犬の名前はゴールドくんといい、保護された後、飼い主さんとも無事再会することができたのだそうです。 Texarkana Texas Police Departmentさんの投稿 2018年4月29日(日) 埋めこまれていたマイクロチップが最新の情報ではなかったため、飼い主さんの居場所を割り出すことに時間がかかったことを受け、警察署は「飼い犬の情報が更新されているか、もう一度確認をしてほしい」と呼びかけています。 見た目で判断せず、1匹の犬と向き合った警察官の振る舞いは、世界中の人々の心を温かくしました。 [文・構成/grape編集部] 出典 Texarkana Texas Police Department Share Post LINE はてな コメント
ある日、アメリカのテキサス州にある警察署にかかってきた1本の電話。
「狂暴な犬がいます!」
通報を受け、現場へ駆け付けた1人の警察官が体験した出来事に、多くの人が心を動かされました。
人懐こいピットブル
現場へ向かったトラビス・フロスト警察官は、他人の家の正面玄関前に横たわっている1匹の犬を発見しました。
目の前にいたのは、勇ましく大きな体つきをしたピットブルでした。
突然襲われたとしてもすぐに逃げられるように、パトカーのドアを開けたまま、少しずつ正面玄関前へ近付いていくトラビス警察官。犬をおびき出すため、口笛を吹くと…。
なんと犬は嬉しそうに尻尾を振りながら、トラビス警察官の元へ駆け寄ってきたのです!
見た目で誤解されていただけで、実際はとても人懐っこく、穏やかな性格の犬であることに気付いたトラビス警察官。
しばらく頭をなでて可愛がると、犬は満足したように自らパトカーの前方座席に乗りこみました。
動物保護団体の担当者が迎えにくるまでの間、仲よくなった警察官と犬は、小さな出会いを記念し、写真をパシャリ。
とても素敵な笑顔を浮かべていますね!優しい警察官に保護され、犬の表情もどこかリラックスしているように見えます。
警察署は一連の出来事を公式Facebookに投稿し、10万件もの「いいね!」を集めました。
・思いやりのある対応だね。素晴らしい!
・すぐに射殺せず、犬の確保に時間を割いてくれてありがとう。
・多くの人が持つピットブルへの「悪いイメージ」が、いつか消えることを願っている。警察官の振る舞いは、その第一歩となったはずだ。
トラビス警察官は「周りに知らない犬がいたら注意すべきですが、それらのすべてを悪い犬だと決めつけるべきではありません」と語っています。
ちなみに、犬の名前はゴールドくんといい、保護された後、飼い主さんとも無事再会することができたのだそうです。
埋めこまれていたマイクロチップが最新の情報ではなかったため、飼い主さんの居場所を割り出すことに時間がかかったことを受け、警察署は「飼い犬の情報が更新されているか、もう一度確認をしてほしい」と呼びかけています。
見た目で判断せず、1匹の犬と向き合った警察官の振る舞いは、世界中の人々の心を温かくしました。
[文・構成/grape編集部]