片耳を失った保護犬 お気に入りのぬいぐるみへの『ある行動』に「泣いた」「心が痛い」
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「笑った」「さすがに勝手すぎる」 休業日を知らせる貼り紙にツッコミ続出!2025年1月3日、Macky_chorus(@DomineDeus31415)さんがXに投稿した、貼り紙の内容にツッコミを入れる人が続出しています。写っていたのは、投稿者さんのおじが働いている不動産事務所に掲示されていた貼り紙。そこには新年の挨拶とともに、年末年始の休業日が記されていたのですが…。
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犬や猫にとって、人間の家族と穏やかに暮らせるのは幸せなことのはずです。
しかし、中には飼い主から虐待されたり、適切な世話をされなかったりして、つらい思いをするペットたちがいます。
アメリカのノースカロライナ州にある動物保護施設『SPCA・オブ・ウェイクカウンティ』に保護されたオス犬のブルーノは、屋外で鎖につながれた状態で生活していました。
ある日、ほかの犬に襲われたブルーノは鎖のせいで逃げることができず、左耳を噛みちぎられてしまったのです。
『SPCA・オブ・ウェイクカウンティ』に保護後、スタッフはブルーノの心が癒されることを願って、犬のぬいぐるみをプレゼントしました。
ブルーノはそのぬいぐるみを気に入って、いつも一緒に過ごすようになったそうです。
ぬいぐるみの耳がない?
ある日、ブルーノの様子を見に行ったスタッフは、ぬいぐるみの姿に目を疑います。
ブルーノは『友達』である犬のぬいぐるみの左耳を引きちぎり、自分とそっくりの姿にしたのです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
『SPCA・オブ・ウェイクカウンティ』のスタッフはInstagramにこのようにつづり、ブルーノとぬいぐるみの写真を投稿しました。
この投稿には、たくさんの人たちからブルーノへの同情の声が寄せられています。
・かわいそうに。動物にも感情があるんだよ。
・私の片耳の元保護犬は、すべてのおもちゃで同じことをするよ。
・心が痛い。ブルーノは何も悪くない!
多くの人の涙を誘った投稿の数日後、嬉しいニュースが報告されます。
ブルーノに里親が決まったのです!
里親になった男性はブルーノの生い立ちを知ったうえで「僕はありのままのブルーノを愛してあげます。ブルーノに一生をかけて、無条件の愛情を示し続けると約束します」と語っています。
こうしてブルーノはお気に入りのぬいぐるみを連れて、新しい家族のもとへ引き取られました。
ブルーノがお気に入りのぬいぐるみの左耳を引きちぎったのは、偶然ではないように思えます。
自分が耳を失った時の痛みや恐怖による深い傷が、今も心に残っているのかもしれません。
これから優しい飼い主さんからたくさんの愛情をもらって、ブルーノの心の傷が癒えていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]