「あれは、昭和最後の夏…」 そんな語りが聞こえてきそうな『レンジの中身』に吹き出す
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※写真はイメージ

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- 出典
- @d_hoshida
照明とアートや文化との関係を考えるウェブサイト『光の話』を運営している、美術家の星田大輔(@d_hoshida)さん。
最近、電子レンジをPanasonicのオーブンレンジに買い替えたのですが、使用してみたところ大変な衝撃を受けたそうです。
なぜなら、ただごはんを温めているだけなのに、やたらとドラマチックになってしまったのです!
「いや、ドラマチックなごはんってなんだよ」
そう思う人が大半でしょう。
しかし、この画像を見たら、目を奪われずにはいられません。
これは…レンジの中だけ、映画の一場面のようになっています!
登場人物の独白が始まりそうな雰囲気ですが、ライトアップされているのは温まったごはん。光が演出する緊迫感と合わない状況に、多くの人が笑ってしまいました。
【ネットの反応】
・なんかとても芸術的。
・このままごはんのCMに使えそう。
・TVドラマ『トリック』(テレビ朝日系)のオープニングに出て来る卵みたいなライトアップ。
星田さんは、この写真に対して次のように語っています。
多くの家庭と同じように、星田さんは部屋の明かりにリラックスができるオレンジ色寄りの照明を使っていました。しかし、レンジの中の照明は白色寄りだったため、色の差が激しくなってしまったのです。
何か意図があるかのように感じられるライティング。
問い合わせたところ、Panasonicはレンジに白色寄りのLEDランプを採用した理由について、以下のように回答しています。
レンジご使用中に中の様子が確認しやすいように
LEDランプの波長、輝度、設置位置、またLEDランプと庫内窓との位置関係など検討し製品化しております。
レンジ内の確認のしやすさを考えて、白色寄りのLEDランプが採用されたようです。
そして温めているものへの光の当てかたも、計算され尽くした結果でした。
陰影が濃くなるライティングで、「いったい何が始まるんだ」と人々を期待させたレンジ。ごはん以外のものを温めている様子も見てみたくなりますね。
これから、星田さんは何かを温めるたびに、レンジの中に注目せずにはいられないでしょう。
星田さんは、ウェブサイト『光の話』で照明についてのコラムも紹介しています。興味を持った人はぜひご覧ください。
ウェブサイト:光の話
[文・構成/grape編集部]