仲のよかった子が空へ旅立つも、いつも通りの猫 数日後、飼い主はハッとした
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窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
「猫はとってもクールな生き物だと思い込んでいました」
そう話すのは、漫画の原作などを手がける泉福朗(@okaeri_eripiyo)さん。
確かに、世間では猫に対して「ツンツンしている」「犬と比べて感情表現が乏しい」といったイメージを持たれがちです。
しかし、泉さんは『ある出来事』をきっかけに、その考えは勘違いだったと気付いたといいます。
『猫の感情』
複数の猫を飼っている泉さんの家には、以前、ティアラという保護猫がいました。
ティアラととても仲がよかったのは、愛猫の中の1匹であるプリシラ。2匹はいつも寄り添い合っていたといいます。
しかし、ある日ティアラは4歳半で空の上へ旅立ってしまいました。
ティアラが旅立っても悲しむそぶりを見せないプリシラを見て、「死を悲しまないなんていいなあ」と思っていた泉さん。
しかし、それは勘違いだったのです。プリシラは声に出せないだけで、大好きなティアラがいなくなったことに深い悲しみを感じていました。
「いつもより念入りに毛づくろいしていたのも、自分の心の変調を紛らわすためだった」と後から気付き、泉さんはハッとしたといいます。
「あの時、本当は私と一緒に泣いてくれていたんだと、いまは思います」
当時を振り返り、泉さんはそうコメントしています。
人間のように涙を流すことはできずとも、持っている豊かな感情は動物も同じのはず。
そんな動物たちと一緒に暮らし、触れ合うことで、人間はとても大切なことに気付かされますね。
[文・構成/grape編集部]