怯えていた小さな子猫 人の温もりを知ったらまるで違う猫のようになった
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
アメリカ・ニューヨーク州に住むリンジーさんはある日、裏庭にとても小さな子猫がいるのを見つけます。
猫好きな彼女はその子猫に食べ物をあげようとしますが、子猫はひどく怯えていてすぐに物陰に隠れてしまうため、近づくことができなかったそうです。
海外メディア『LoveMeow』によると、それからも毎日子猫はリンジーさんの家の裏庭にやってきたのだとか。ところが彼女が何度食べ物をあげようとしても、やはり逃げられてしまい、近付けない状態が数日間続いたということです。
しかし数日後、さすがに空腹が限界だったのか、ついに子猫がリンジーさんに近付いて来たのです。
リンジーさんは子猫を優しく抱き上げて家の中に連れて行き、ごはんをたっぷりとあげました。すると子猫はおいしそうに平らげたといいます。
そしてお腹がいっぱいになった後、子猫は自らリンジーさんのヒザの上に乗って甘えてきたのだとか。
彼女が優しく子猫をなでてあげると、子猫はそのまま彼女のひざの上で眠ってしまったということです。きっと安心したのでしょうね。
リンジーさんはすでに2匹の猫を飼っているため、その子猫を猫専門の保護施設『Flatbush Cats』に預けることにします。
『Flatbush Cats』のスタッフが引き取った時の子猫は、最初のシャイな性格はどこへやら。まるで違う猫のように甘えん坊で、スタッフに抱きついて離れないほどだったということです。
そして『Flatbush Cats』に保護されてから約1週間後に投稿された写真では、最初のビクビクした表情とは打って変わって、キリリとした顔の美しい姿になっていました。
一度、人の温もりの心地よさを知った子猫はすっかり人懐こくなったのだそう。リンジーさんからもらった初めての愛情が子猫の心を開かせたのでしょうね。
生まれてすぐに独りぼっちになり、さびしい思いをしたこの子猫が、これからはずっと優しい飼い主に甘えまくって生きていけるように願います。
[文・構成/grape編集部]