母親とはぐれ、人間に育てられたアライグマ 野生に帰った1年後、感動の瞬間
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人間の赤ちゃんと同じく動物の赤ちゃんも、生まれてすぐに親と離れてしまった場合、自力で生きていくことは困難でしょう。
しかし、何らかの理由で母親と離ればなれになってしまう動物たちがいます。
カナダのオンタリオ州に住む女性はある日、路上でアライグマの赤ちゃんを発見。手のひらに乗るほど小さなアライグマは生後6週間くらいと思われました。
近くに母親の姿はなく、お腹をすかせて怯えていたアライグマを見て、女性はこう思ったのだそう。
いま、この子が1人で生きていくことは難しいはず。私が世話をしよう。
こうして女性はアライグマを育てることに決めたのです。
それからアライグマの赤ちゃんは、どこへ行くにも女性のそばを離れないほど彼女になついていたといいます。きっと女性を自分の母親のように思っていたのでしょう。
しかし成長するにつれて、次第に冒険心が芽生えたアライグマは、1人で外へ出ていく機会が増えていきます。
そしてある日、アライグマは出かけたまま家に帰ってくることはありませんでした。
アライグマとの突然の別れから1年後
それから1年後。女性のもとに突然、あのアライグマが現れたのです。
1年の月日を経ても、アライグマはちゃんと女性のことを覚えていたといいます。そしてこの日、久しぶりの再会を懐かしむように女性と半日間一緒に過ごした後、アライグマはまた野生に戻っていったということです。
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いつかは野生に帰る日が来ると分かっていても、アライグマを赤ちゃんのころから育てた女性にとって、彼が突然姿を消してしまったことは悲しかったのではないでしょうか。
そんな女性に感謝の気持ちを伝えるかのように、1年後に再び現れたアライグマ。まるで映画のような感動的なストーリーですね。
女性のおかげで立派に成長したアライグマが、これからもたくましく生きていってくれることを願います。そして時々また、女性に会いに来てくれたら素敵ですね。
[文・構成/grape編集部]