『タバコ』について討論していた小学生 結論が出るも「スッキリしない!」
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- 出典
- @External_WM
児童指導員として働いている、すぷりんと(@External_WM)さん。
小学4年生のころに授業で討論をしたといいます。その時の内容をTwitterに投稿したところ、多くの人の注目を集めました。
タバコはよいものか?悪いものか?
投稿者さんが討論したのは「タバコはよいものか?悪いものか?」という内容についてでした。
ただ、討論は「タバコをよいと考える賛成派は反対派として、悪いものと考える反対派は賛成派として、自分の気持ちとは逆の主張をしなければいけない」というルールで行われました。
1対1で行い、勝ったほうにはチョコレートのご褒美があると知った投稿者さんは、喜び勇んで「タバコはリラックスができる」「フィルターが付いているからそんなに害はない」と主張。
反対派は「依存性がある」「副流煙はフィルターがあっても関係ない」と反論してきたそうです。
写真はイメージ
もともと反対の意見を持っていた投稿者さんは、相手の主張に「その通りだ!」と思いながら討論を続けていました。
投稿者さんによると、討論はヒートアップしながらも、心はいたって冷静という不思議な状態だったといいます。
最終的に、投稿者さんが相手をいいくるめることに成功。しかし、討論に勝ったものの「タバコはよいものだ」という結論なので「自分は負けたのでは?」と感じたのだそうです。
そんな投稿者さんたちに、先生は討論の意味をこのように語りました。
討論の『討』は探し求めるという意味です。
つまり、討論の相手と戦っていながら、真実を一緒に探す仲間なのです。
実際、裁判でもこの方式がとられています。
さらに、投稿者さんに向けてこのような言葉もかけてくれました。
今回は、すぷりんとくんが途中から相手をいい負かすことに執心してしまったので、真実とは呼べないところに着地してしまいました。
実際にいま、いい気分ではないんじゃないですか?
心の内を先生に読まれてしまった投稿者さん。「相手の意見を否定するだけが討論ではない」と、先生から大切なことを学んだといいます。
投稿者さんのエピソードを読んで、多くの人が称賛の声を上げました。
・素晴らしい内容の授業ですね。討論は相手を否定するためではなく、理解し合うためのものだと小学生に理解させるとは。
・自分もこんな先生と出会いたかった。
・これはすべての学校や企業で取り入れるべき活動だと思いました。
・学びや気付きに満ちている授業ですね。
討論では相手をいい負かすのではなく、互いに一番ベストな答えを導き出すということを教えてくれた先生。
投稿者さんはこの先生に憧れて、教員を目指そうと思ったのだそうです。
教科書では教えてくれない、大切な気付きを教えてくれる授業がもっと広まってほしいですね。
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