![](https://grapee.jp/wp-content/uploads/39345_main2.jpg)
※写真はイメージ
![ペットボトルの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105019_03main-768x576.jpg)
ペットボトルの空容器、水筒代わりにすると… 企業の呼びかけにゾッとする全国各地でじめじめとした暑さが続く、2024年7月現在。 暑い時期は、外に出る際にスポーツドリンクなどの冷たい飲み物を持ち歩きたくなるでしょう。 飲み物を持ち歩く際、一度中身を空けたペットボトルを、水筒代わりに使ったこと...
![洗濯機](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105222_main01-768x576.jpg)
洗濯機には使わないで メーカーの注意喚起に「勘違いしてた」日々の生活に欠かせない、洗濯機。 正しく使用し、しっかりと手入れをすれば、長く使える家電の1つでしょう。 家電メーカーの株式会社日立製作所(以下、日立)のウェブサイトでは、洗濯機の故障につながる間違った使い方について、説...
アメリカのワシントン州にあるモンテ・クリスト小学校で教師をしている、ルース・エスペリクエタさん。
担当している1年生の生徒たちに、ある日こんな宿題を出したのだそうです。
「サンタさんへの『お願いの手紙』を書いてきてね」
来たるクリスマスに向け、ルースさんはサンタクロースが描かれた可愛らしいプリントを配りました。
数日後、生徒たちから回収した『お願いの手紙』を読んでいると、とある女子生徒の手紙が目に止まりました。
そこには、ルースさんが考えもしなかった内容がつづられていたのです。
ルースさんは、書いてある内容を読んで言葉を失いました。
ほとんどの子が新しいオモチャやゲームを欲しがっているにも関わらず、この手紙を書いた女子生徒は、食べ物と毛布という生きるうえで必要なものを求めていたのです。
「貧しい家庭の子どもたちに支援を」と呼びかけ、ルースさんはこの手紙を自身のFacebookに投稿。多くの人から反響が上がりました。
ABCニュースに対し、ルースさんはこのようにコメントしています。
また、手紙を読んだ翌日にルースさんが「なぜお人形じゃなくてボールなの?」と聞くと、女子生徒は「兄弟をボールで遊ばせてあげたいから」といったそうです。
どんなに貧しい状態でも、自分の欲しいものではなく兄弟の欲しいものをお願いした女子生徒の心に、ネットを通して多くの人が心うたれました。
手紙を読んだ校長が、毛布の寄付を募る
このことを知ったモンテ・クリスト小学校の校長は、貧困家庭の生徒たちのために毛布の寄付を募りました。
募集を見た人たちから、早くも616枚の毛布が集まったそうです。
この手紙を書いた女の子には、家族全員が毛布で暖まりながらクリスマスを過ごしてほしいですね。そして、この学校の生徒に限らず、つらい思いをしている子どもたちが救われることを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]