「涙が出るほどの絶景…」最強の桜景色は『あの県』にあった 提供:東海旅客鉃道株式会社 By - grape編集部 公開:2019-03-25 更新:2019-03-25 奈良桜花見 Share Post LINE はてな 日本の春といえば、桜。寒さがやわらいでくると「今年はどこに桜を見に行こう」と楽しみになります。 全国各地に桜の名所がありますが、特に京都は有名です。京都市内だけでも、いくつも名所があり、毎年多くの観光客が桜を見に訪れます。 ですが、実は隣の奈良県にも、桜の名所がたくさんあることをご存じでしょうか。 王道の絶景から、ちょっと変わり種の桜まで、奈良の桜スポットはバリエーションが豊富です。どんな風にお花見を楽しみたいのか、行動タイプ別におすすめスポットをご紹介します! 自分はどのタイプが当てはまるか、想像しながら読んでみてくださいね。 一生に一度は必ず見たい!絶景至上主義のあなたは… 圧倒的な美しさを誇る桜を見たい、絶景を愛してやまない人におすすめしたいのは『吉野山』。 全国でも有数の桜の名所として名高い『吉野山』は、平安時代の和歌にも詠まれている、歴史ある景勝地です。 一目に千本見える豪華さから、『一目千本』ともいわれるその景色は、目に入る限り桜、桜、桜! 実際には、約200種3万本ほどの桜があるそうです。 『上千本(かみせんぼん)』『中千本(なかせんぼん)』『下千本(しもせんぼん)』『奥千本(おくせんぼん)』と、山のどこから眺めるかによって、それぞれ違った美しさが楽しめます。 眼下に広がる一面の桜は、一生に一度は見たい絶景。あまりの美しさに、涙が出てしまうかも…。 また、吉野山にある、世界遺産『金峯山寺(きんぷせんじ)』の蔵王堂(国宝)では、2019年3月30日(土)~5月6日(月・休)、普段は巨大な厨子(ずし)の中に鎮座している約7mの本尊・『金剛蔵王大権現』が、特別にご開帳となります。 2012年にJR東海の観光キャンペーン『うまし うるわし 奈良』で取り上げられた金峯山寺の本尊・金剛蔵王大権現 ※右下に記載のある『6月7日までご開帳』は2012年のもので、2019年は3月30日(土)から5月6日(月・休)までです。 例年この時期だけにご開帳となる青い仏像は、一見の価値あり。桜に癒された後は、古刹のパワーをもらいに行きましょう! 【吉野山】 奈良県吉野郡吉野町吉野山 【金峯山寺】奈良県吉野郡吉野町吉野山2498 ※特別拝観料:大人1000円、中高生800円、小学生600円 せっかくなら観光も楽しみたい!ハイブリッド派のあなたは… 「桜も楽しみたいけれど、周辺観光も外せない!」という、アクティブにお花見を楽しみたい人には、『奈良公園』の桜がおすすめです。 奈良といえば『奈良公園』、そしてシカ!いわずと知れた奈良観光のメインスポットです。 美しい桜吹雪とシカたちの競演は、まさに奈良でしか見られない風景。 そんな奈良公園には、ちょっぴり風変りな桜があります。通常長く伸びるしだれ桜の枝を、シカが食べてしまうため、シカが首を上げて届くラインで切りそろえられたようになっているのです。 その姿がおかっぱ頭に似ていることから、『おかっぱ桜』と呼ばれています。 奈良公園に行ったら、おかっぱ桜を探してみてくださいね! また、奈良公園周辺には、『東大寺(とうだいじ)』や『興福寺(こうふくじ)』『春日大社(かすがたいしゃ)』など、奈良を代表する観光地が集まっているので、1日で奈良を漫喫することができます。 【奈良公園】奈良県奈良市雑司町ほか 【東大寺】 奈良県奈良市雑司町406-1 【興福寺】 奈良県奈良市登大路町48 【春日大社】奈良県奈良市春日野町160 お花見や観光で疲れたら、甘味が欲しくなりますよね。 実は、奈良公園の周辺には、おいしいかき氷の店がたくさんあることで有名。 これは、奈良公園の近くにある『氷室神社(ひむろじんじゃ)』という神社にゆかりがあります。奈良時代、氷を保管する氷室があった所に、氷の神様を祀ったことが始まりといわれる氷室神社。 氷の神様にあやかってか、周辺においしいかき氷の店が集まったのだとか。通年でかき氷を提供している店もあるので、奈良公園で桜や観光を漫喫した後は、奈良らしいスイーツを味わうことができますよ! kakigori ほうせき箱 『奈良いちご氷』 「桜だけじゃなく、せっかくだから観光もスイーツも、目一杯楽しみたい」という欲張りな人には、『奈良公園の桜』がぴったりかもしれません。 【氷室神社】 奈良県奈良市春日野町1-4 【kakigori ほうせき箱】奈良県奈良市餅飯殿町47 ほかにも、魅力的な桜がいっぱい! ご紹介した以外にも、奈良には個性あふれる桜スポットが! 佐保川 grapeで過去にも紹介して、大きな反響があった『佐保川』の桜。 約5kmにも渡って川沿いに植えられた桜をゆったりと楽しめる穴場的スポットは、"桜まみれの散歩"がしたい人におすすめです。 【佐保川の桜】奈良県奈良市(船橋商店街~大安寺周辺) 又兵衛桜(本郷の瀧桜) 戦国武将・後藤又兵衛にちなんだ伝説があることから、地元では『又兵衛桜』の名前で親しまれているこちらの桜。 樹齢約300年といわれる巨木が花を咲かせる姿は圧巻で、後方の桃の花とのコントラストも鮮やかです。 【又兵衛桜】奈良県宇陀市大宇陀本郷 郡山城跡 "日本さくら名所100選"に選定されている『郡山城跡(こおりやまじょうあと)』。堀を囲むように植えられた約800本の桜を、天守台展望施設から一望することができます。 夜には、ぼんぼりの灯かりに照らされた、ロマンチックな夜桜を楽しめます。 【郡山城跡】奈良県大和郡山市城内町 石舞台古墳 『石舞台古墳(いしぶたいこふん)』では、巨大な石を積み上げた古墳を囲むように桜が咲きます。古墳と桜の競演は奈良だからこその風景です。 夜のライトアップでは、古墳の存在感が際立ち、幻想的な世界に浸ることができます。 【石舞台古墳】奈良県高市郡明日香村島庄254 ライトアップ開催期間:2019年3月下旬~4月上旬(桜の開花状況により変動) 点灯時間 :午後6時~午後9時(入場受付は午後8時45分まで) さまざまな魅力を持つ、奈良の桜スポット。あなたはどのタイプに当てはまりましたか。 この春は、自分にぴったりの桜に出会いに、奈良へ出かけてみてはいかがでしょうか。 奈良の選りすぐりの観光情報は、こちらからどうぞ。 うまし うるわし 奈良 奈良のとっておきの観光情報をご紹介。おすすめのモデルコース、神社仏閣の話題や、おいしいグルメ情報など、ぜひチェックしてみてください! [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
日本の春といえば、桜。寒さがやわらいでくると「今年はどこに桜を見に行こう」と楽しみになります。
全国各地に桜の名所がありますが、特に京都は有名です。京都市内だけでも、いくつも名所があり、毎年多くの観光客が桜を見に訪れます。
ですが、実は隣の奈良県にも、桜の名所がたくさんあることをご存じでしょうか。
王道の絶景から、ちょっと変わり種の桜まで、奈良の桜スポットはバリエーションが豊富です。どんな風にお花見を楽しみたいのか、行動タイプ別におすすめスポットをご紹介します!
自分はどのタイプが当てはまるか、想像しながら読んでみてくださいね。
一生に一度は必ず見たい!絶景至上主義のあなたは…
圧倒的な美しさを誇る桜を見たい、絶景を愛してやまない人におすすめしたいのは『吉野山』。
全国でも有数の桜の名所として名高い『吉野山』は、平安時代の和歌にも詠まれている、歴史ある景勝地です。
一目に千本見える豪華さから、『一目千本』ともいわれるその景色は、目に入る限り桜、桜、桜!
実際には、約200種3万本ほどの桜があるそうです。
『上千本(かみせんぼん)』『中千本(なかせんぼん)』『下千本(しもせんぼん)』『奥千本(おくせんぼん)』と、山のどこから眺めるかによって、それぞれ違った美しさが楽しめます。
眼下に広がる一面の桜は、一生に一度は見たい絶景。あまりの美しさに、涙が出てしまうかも…。
また、吉野山にある、世界遺産『金峯山寺(きんぷせんじ)』の蔵王堂(国宝)では、2019年3月30日(土)~5月6日(月・休)、普段は巨大な厨子(ずし)の中に鎮座している約7mの本尊・『金剛蔵王大権現』が、特別にご開帳となります。
2012年にJR東海の観光キャンペーン『うまし うるわし 奈良』で取り上げられた金峯山寺の本尊・金剛蔵王大権現
※右下に記載のある『6月7日までご開帳』は2012年のもので、2019年は3月30日(土)から5月6日(月・休)までです。
例年この時期だけにご開帳となる青い仏像は、一見の価値あり。桜に癒された後は、古刹のパワーをもらいに行きましょう!
【吉野山】 奈良県吉野郡吉野町吉野山
【金峯山寺】奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
※特別拝観料:大人1000円、中高生800円、小学生600円
せっかくなら観光も楽しみたい!ハイブリッド派のあなたは…
「桜も楽しみたいけれど、周辺観光も外せない!」という、アクティブにお花見を楽しみたい人には、『奈良公園』の桜がおすすめです。
奈良といえば『奈良公園』、そしてシカ!いわずと知れた奈良観光のメインスポットです。
美しい桜吹雪とシカたちの競演は、まさに奈良でしか見られない風景。
そんな奈良公園には、ちょっぴり風変りな桜があります。通常長く伸びるしだれ桜の枝を、シカが食べてしまうため、シカが首を上げて届くラインで切りそろえられたようになっているのです。
その姿がおかっぱ頭に似ていることから、『おかっぱ桜』と呼ばれています。
奈良公園に行ったら、おかっぱ桜を探してみてくださいね!
また、奈良公園周辺には、『東大寺(とうだいじ)』や『興福寺(こうふくじ)』『春日大社(かすがたいしゃ)』など、奈良を代表する観光地が集まっているので、1日で奈良を漫喫することができます。
【奈良公園】奈良県奈良市雑司町ほか
【東大寺】 奈良県奈良市雑司町406-1
【興福寺】 奈良県奈良市登大路町48
【春日大社】奈良県奈良市春日野町160
お花見や観光で疲れたら、甘味が欲しくなりますよね。
実は、奈良公園の周辺には、おいしいかき氷の店がたくさんあることで有名。
これは、奈良公園の近くにある『氷室神社(ひむろじんじゃ)』という神社にゆかりがあります。奈良時代、氷を保管する氷室があった所に、氷の神様を祀ったことが始まりといわれる氷室神社。
氷の神様にあやかってか、周辺においしいかき氷の店が集まったのだとか。通年でかき氷を提供している店もあるので、奈良公園で桜や観光を漫喫した後は、奈良らしいスイーツを味わうことができますよ!
kakigori ほうせき箱 『奈良いちご氷』
「桜だけじゃなく、せっかくだから観光もスイーツも、目一杯楽しみたい」という欲張りな人には、『奈良公園の桜』がぴったりかもしれません。
【氷室神社】 奈良県奈良市春日野町1-4
【kakigori ほうせき箱】奈良県奈良市餅飯殿町47
ほかにも、魅力的な桜がいっぱい!
ご紹介した以外にも、奈良には個性あふれる桜スポットが!
佐保川
grapeで過去にも紹介して、大きな反響があった『佐保川』の桜。
約5kmにも渡って川沿いに植えられた桜をゆったりと楽しめる穴場的スポットは、"桜まみれの散歩"がしたい人におすすめです。
【佐保川の桜】奈良県奈良市(船橋商店街~大安寺周辺)
又兵衛桜(本郷の瀧桜)
戦国武将・後藤又兵衛にちなんだ伝説があることから、地元では『又兵衛桜』の名前で親しまれているこちらの桜。
樹齢約300年といわれる巨木が花を咲かせる姿は圧巻で、後方の桃の花とのコントラストも鮮やかです。
【又兵衛桜】奈良県宇陀市大宇陀本郷
郡山城跡
"日本さくら名所100選"に選定されている『郡山城跡(こおりやまじょうあと)』。堀を囲むように植えられた約800本の桜を、天守台展望施設から一望することができます。
夜には、ぼんぼりの灯かりに照らされた、ロマンチックな夜桜を楽しめます。
【郡山城跡】奈良県大和郡山市城内町
石舞台古墳
『石舞台古墳(いしぶたいこふん)』では、巨大な石を積み上げた古墳を囲むように桜が咲きます。古墳と桜の競演は奈良だからこその風景です。
夜のライトアップでは、古墳の存在感が際立ち、幻想的な世界に浸ることができます。
【石舞台古墳】奈良県高市郡明日香村島庄254
ライトアップ開催期間:2019年3月下旬~4月上旬(桜の開花状況により変動)
点灯時間 :午後6時~午後9時(入場受付は午後8時45分まで)
さまざまな魅力を持つ、奈良の桜スポット。あなたはどのタイプに当てはまりましたか。
この春は、自分にぴったりの桜に出会いに、奈良へ出かけてみてはいかがでしょうか。
奈良の選りすぐりの観光情報は、こちらからどうぞ。
うまし うるわし 奈良
奈良のとっておきの観光情報をご紹介。おすすめのモデルコース、神社仏閣の話題や、おいしいグルメ情報など、ぜひチェックしてみてください!
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