川で毒ヘビを駆除していた作業員 すると岸から助けの手を差し伸べたのは?
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
目の前に助けを必要としている人がいたら、手を貸してあげたい。
そう思う人は多いことでしょう。そんな優しさを持っているのは人間だけではないようです。
インドネシアのボルネオ島で偶然撮影された1枚の写真に、多くの人たちが感動しています。
写真家のアニル・プラバカールさんは友人と一緒に、『ボルネオ・オランウータン・サバイバル・ファウンデーション(通称BOS)』が運営するオランウータンの保護区を訪れました。
海外メディア『CNN』によると、アニルさんたちが訪れていた時、BOSの職員が濁った川に入って毒ヘビの駆除をしていたのだそう。
ヘビはオランウータンにとって天敵のため、職員は危険を承知で自ら川の中で駆除作業をしていたのです。
ヘビの駆除をする職員に手を差し伸べたのは
アニルさんいわく、ぬかるんだ川の中で職員はとても動きにくそうに見えたといいます。
すると岸に1匹のオランウータンが現れ、職員のほうに近づいていったのだそう。
そして次の瞬間、オランウータンが職員に向かって手を伸ばしたのです。
手を貸しましょうか?
まるでそういって、職員が岸に上がる手助けをしようとしているように見えるオランウータン。
思わずシャッターを切ったというアニルさんは、「とても感動した」と話しています。
その後、職員はオランウータンの手を取らずに、自力で岸に上がったのだとか。気になったアニルさんが職員に理由を聞くと、「あれは完全に野生のオランウータンなので、どんな行動をとるか予測できないから」ということでした。
アニルさんの写真は多くのメディアでも紹介され、「感動的な瞬間」という声がたくさん寄せられています。
人間が動物を助けることはよくありますが、このように野生動物が人間に手を貸すのは珍しいのではないでしょうか。
このオランウータンが、職員が彼らを守るために毒ヘビを駆除していたことを知っていたかどうかは分かりませんが、種を超えた親切心に心が洗われた気がします。
[文・構成/grape編集部]