全身タール漬けで見つかった犬 9時間後の「生まれ変わった」姿に涙
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
アルゼンチン・ブエノスアイレスにある動物保護団体『4 Legged Project』のFacebookに投稿されたストーリーが、多くの人に衝撃と感動を与えています。
路上に倒れている1匹の犬を子供たちが見つけて、彼らの親が消防署に通報。その後、消防署からの助けの要請を受けた『4 Legged Project』のスタッフが現場に向かいました。
現場に到着したスタッフは誰もが目を疑ったといいます。
そこには1匹の犬が全身タール漬けになっていたのです。
犬は体だけでなく顔までタールにまみれ、目も口も固まった犬は、もはや鳴き声すらあげられない状態。
これまで数多くの動物たちを救助してきたスタッフも、初めて目にする悲惨な光景だったといいます。
スタッフたちは近所の家から油をもらい、すぐに犬を助け出す作業に入りました。
犬の体を傷付けないように慎重に路面からはがし、施設へと搬送。
そこからはひたすら犬の体に付いたタールを取り除く作業が続きます。
スタッフたちは夜を徹してタールを油で溶かし続けました。
そして休みなしで9時間も作業を続けた後、犬はようやく本来の姿にほぼ戻ったのです。
50ℓの油と3回のシャワー、8人のボランティアスタッフ、さらに近所の人たちと消防隊員たちの協力によって犬の命は助かりました。
犬は『アロエ』と名付けられ、救出に当たったスタッフはFacebookにこうつづっています。
この投稿は8万回以上シェアされ、世界中からスタッフたちへの称賛と犬が助かったことへの祝福コメントが寄せられています。
その後、すっかり元気になったアロエは自分を見つけてくれた子供たちや消防隊員にお礼を伝えに行きました。
なぜアロエがこのような目に遭ってしまったのは分かりません。もしそのまま誰も助けなかったらと考えると、ゾッとします。
多くの人たちの優しさによって生まれ変わったアロエが、これからは幸せに生きていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]