行方不明になった自閉症の男の子 寄り添っていた『ボディガード』にニッコリ
公開: 更新:

※写真はイメージ

『ハート』が現れたおでこ 保護犬の『奇跡の1枚』に「いいことがありそう」おでこにハート型の模様が表れた雑種犬、犬(けん)ちゃんの写真に、Xで4万以上の『いいね』がつき、大きな話題を呼びました。grapeは飼い主さんを取材し、保護施設で迎え入れた犬ちゃんとの思い出を聞きました

1歳児の周りに集まる3匹の『守り神』! ハスキーたちと過ごす穏やかな時間が「癒やし」と話題1歳児に寄り添うシベリアンハスキーとポメラニアンの写真が感動を呼ぶ!「大きさの違う」犬たちが『弟』を見守る、種族を超えた深い愛情のエピソードをご覧ください。






アメリカ・フロリダ州の森の中で、3歳の男の子が行方不明になりました。
ある日の朝、マーシャル・バトラーくんは家族が気付かないうちにオムツ姿で家を出て、どこかへ行ってしまったのです。
マーシャルくんは自閉症をもっていて、言葉でコミュニケーションをとることができないのだそう。
パニックになった家族は近所を必死で探しましたが見つからず、郡の保安官事務所に捜索願を出しました。
保安官事務所はFacebookでマーシャルくんの目撃情報を呼びかけます。
すると人々から彼の無事を祈るコメントが次々と書き込まれ、「捜索に協力したい」という人たちも現れます。
その1時間後、保安官事務所が新たな情報と写真を追加しました。
海外メディア『WJHG』によると、マーシャルくんの家ではバックウィートとナラという犬を飼っているのですが、2匹ともいなくなっていたのだそう。
そして捜索を始めてから数時間後、マーシャルくんは自宅から約1.6㎞離れた川の近くで発見されました。
見つかった時、バックウィートとナラが彼を守るようにぴったりとそばに寄り添っていたということです。
マーシャルくんは泥だらけになっていましたが、ケガもしておらず元気だったそうです。
彼らを発見した隣人は、「犬たちはマーシャルくんのガイドとなり、安全でいられるように守っていたのでしょう」と話しています。
2匹の犬たちは1人で家を出ていくマーシャルくんを見て、心配になってついて行ったのではないかということです。
犬の賢さと忠誠心には本当に驚かされます。マーシャルくんも犬たちも無事に見つかってよかったですね。
[文・構成/grape編集部]