『拾得物』を交番に届けたけど期限切れ 自力で持ち主に返そうとした結果?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
大切そうな落とし物を発見したら、ほとんどの人が交番に届けるでしょう。
2020年現在、落とし主が不明だったり、引き取りに来なかったりした埋蔵物以外の落とし物は、遺失物法により3か月後に拾い主のものとなります。
拾い主による落とし物の引取り期間は、権利が発生してから2か月間。
「困っている人が笑顔になりますように」と交番に届けたにも関わらず、期限が来て自分の物になったら、嬉しさより悲しさが積もりますよね。
『道端で拾った3DSを力技で持ち主に返した話』
牛帝(@gyutei_4koma)さんは以前、子供の持ち物と思われる、ゲーム機やゲームソフトなどが入ったケースを拾いました。
子供がすぐに取りに来られるよう配慮したのですが…。
昔のことで記憶が曖昧な状態で描かれている、こちらのエピソード。2007年に遺失物法が改正されたため、対応した警察官もおそらく「3か月後に拾得物が牛帝さんの物になる」と伝えたことでしょう。
残念ながら持ち主が現れないまま期限は過ぎ、拾得物は牛帝さんの物になってしまいました。
しかし、持ち主のことを想った牛帝さんは返すことを決意!
ゲーム機の機能を使ってつながりのある人々に連絡を入れたところ、無事に持ち主の家族に連絡することができたのでした。
牛帝さんの行動に、「返そうとした牛帝さんがすごい」「無事本人の元に返ってよかったなぁ」「いい話。お疲れ様です!」など称賛の声が多数寄せられています。
きっと、ゲーム機にはさまざまな思い出が詰まっていたことでしょう。落とし物の大切さを理解し、拾ってくれる人への感謝は尽きませんね!
[文・構成/grape編集部]