チューバを河原で吹いていると… おばあちゃんが渡した1枚の『メモ』が話題に
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チューバ奏者の、ダイキチ(@kichitubaman)さんが体験した、奇跡のような実話をご紹介します。
ダイキチさんが内容をTwitterへ投稿すると、「素敵」「涙が出てきた」といった声が寄せられました。
チューバ奏者の男性とおばあさんの実話
ある日、河原でチューバの練習をしていたダイキチさん。
すると、おばあさんが近付いてきて、こう話しかけられます。
「去年も、この辺りで練習をされてましたか?」
※写真はイメージ
前年も河原で練習をしていたダイキチさんは、ほかに近くでチューバを吹く人はいなかったので、「おそらく自分です」と答えます。
すると、おばあさんは思い立ったように、メモに何かを書き出し、ダイキチさんに渡しました。
実際のメモがこちら。
『河原にてチューバ練習する男の子
チューバに空と雲を映して』
2020年1月 NHK短歌大会の特選二席になる
そこには、ダイキチさんがチューバを吹く姿を見て詠んだ、おばあさんの『短歌』が。
そして、おばあさんは嬉しそうに「去年、ここで吹いていた君のことを詠んだ短歌が、NHKの大会で特選に選ばれたんよ」というのです!
きっと、青空の下でチューバを吹くダイキチさんの姿に心奪われ、歌を詠んだのでしょう。
ダイキチさんが『第21回 NHK全国短歌大会』のウェブサイトで調べてみると、本当に特選作品に選ばれていたとのこと!
まさか、自分の姿を詠った短歌が賞をもらい、その後おばあさんと遭遇するとは、ダイキチさんは夢にも思わなかったことでしょう。
ダイキチさんの音楽から始まった、感動の連鎖。
不思議な出来事に、ネット上ではこのような声が上がっています。
【ネットの声】
・出先で泣きそうになりました。まさに奇跡みたいな体験ですね!
・おばあさんの詠んだ歌も素敵。さわやかな風と青空、そしてチューバの音色。全てが目に浮かびますね!
・美しい話をありがとう。心が洗われた気がします。
ちなみにこの後、ダイキチさんはおばあさんが音楽好きだと知り、松任谷由実さんの楽曲『春よ、来い』をチューバで演奏してあげたそうです。
偶然が重なって起こった、感動の連鎖に心が温かくなりますね。
[文・構成/grape編集部]