たくさん買ったレタス、すぐ食べないなら… JA全農長野が“正しい保存法”を解説
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レタスを丸ごと買ったものの、数日で葉がしんなりしてしまった経験がある人は多いでしょう。そこで注目したいのが、家庭にある小麦粉を活用した保存方法です。
小麦粉が芯の切り口をふさぎ、水分が抜けるのを抑えるという考え方のようですが、『小麦粉を使う理由』は気になるポイントといえるでしょう。
そこで、全国有数のレタス産地である長野県の農産物を扱う、JA全農長野の野菜きのこ課に話を聞きました。
小麦粉だけの効果を示す比較実験は見つからない
JA全農長野の担当者によると、芯に小麦粉を塗る保存法について同課で試験を実施していないとのこと。
過去にレタスの芯に爪楊枝を刺す試験を行ったものの、目に見える効果がなかったそうで、小麦粉についても同様と考えられるとの回答です。
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ほかにも調査を行いましたが、小麦粉を芯に塗った場合と塗らなかった場合を比較し、十分な数のレタスで比較した信頼できる検証は確認できませんでした。
家庭向けの実験や保存術では『ポリ袋に入れる』『キッチンペーパーで包む』『保存姿勢を変える』など、複数の条件が同時に入っているケースがあります。
その場合、差が出たとしても、それが小麦粉の影響なのか、袋で乾燥を防いだ影響なのか、個体差によるものなのかを判断することは難しいでしょう。
芯をふさいでも、葉から水分は抜けていく
小麦粉で芯の切り口をふさぎ、芯からの水分蒸発を多少抑えられたとしても、レタスの大半は葉の部分です。
小松菜やほうれん草などの葉物野菜で、茎や芯はまだみずみずしいのに、葉だけがしんなりした経験がある人もいるでしょう。
レタスでも同じように、葉から水分が失われれば、シャキッとした食感やハリは失われていきます。このため、芯だけをふさいでも、レタスの葉全体の乾燥までは防げるわけではありません。
保存で大事なのは、袋に入れて早めに食べること
JA全農長野の担当者は、レタスの保存では『袋に入れて保管する方法』を勧めています。
ただし、洗った後の水分が多すぎると、ぬめりや傷みにつながるため、余分な水分はキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
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購入したレタスは、加熱調理または生で、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。
小麦粉や爪楊枝の裏ワザに頼りすぎず、袋に入れる、冷蔵する、濡れたまま放置しない、早めに食べるという基本を押さえると安心ですね。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]