世界一飲酒運転に厳しいデンマーク 罰則に称賛の声 By - grape編集部 公開:2016-07-12 更新:2018-03-22 デンマーク事故法律犯罪 Share Post LINE はてな コメント 警視庁によると、日本国内で発生した2015年の飲酒運転による事故は3864件で、そのうち死亡事故は201件。 10年前と比べ事故数は半分に減ったとはいえ、まだまだ数多くの痛ましい事故が起こっています。 長い年月を経て、世界中の国でも徐々に減ってきている飲酒運転。そんな中、国を挙げての大々的な取り組みの結果たったの4年で飲酒運転による死亡率が約55%減した国があります。 死亡事故が約55%減した、デンマークの飲酒運転への取り組みがスゴイ その国とは、北欧にあるデンマーク。 デンマークはコンビニやスーパーで簡単に酒が入手でき、ヨーロッパの中でも酒が安く買える国。にも関わらず、飲酒運転が少ない理由のひとつは…。 デンマークで飲酒運転をすると、その場で車を没収される! 『世界一飲酒運転に厳しい国』と言われるデンマークでは、罰則として免許はく奪と最低一ヵ月分の給与の罰金が定められています。こういった罰則や警察の厳しい取り締まりにより、なんと飲酒運転の死亡事故は4年で約55%減! さらに2014年7月、新たに制定された飲酒運転の罰則は、愛車を没収され売り飛ばされるというもの!しかも、その売り上げは国庫に入るのだそうです。 また、飲酒運転撲滅キャンペーンも積極的に行われています。コマーシャルや呼びかけが頻繁に行われているのも、犯罪抑止に大きな効果をもたらしていると思われます。 国を挙げてのこういった取り組みにより、『幸せな国デンマーク』が築かれているのでしょう。 他の国にもすごい罰則が… デンマーク以外にも、近年飲酒運転に対する厳しい罰則を設けた国があります。 交通事故による死亡率が世界で2位のタイは、2016年4月から『遺体安置所での奉仕活動』の刑罰を導入しました。 これは『死』というものに直接触れることによって、飲酒運転が死亡事故になる危険性を自覚させるためなのだそうです。確かに、自分の行動がいかに危ないことだったか考えるきっかけになりそうですね。 警視庁によると、飲酒運転の死亡事故発生率は平常時の7.8倍、酒帯び運転はなんと18.3倍。「ちょっとだけなら…」という軽い気持ちだったとしても、実際は自分や他人の命を失う可能性が非常に高くなっているのです。 飲酒運転は罪もない人の命を奪い、被害者の親族や知人の人生さえも狂わせます。 罰則が軽かろうが重かろうが、私たちは「絶対にしない」という固い意思を持たねばなりません。 ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 出典 警察庁/Er du klar til et pust? Share Post LINE はてな コメント
警視庁によると、日本国内で発生した2015年の飲酒運転による事故は3864件で、そのうち死亡事故は201件。
10年前と比べ事故数は半分に減ったとはいえ、まだまだ数多くの痛ましい事故が起こっています。
長い年月を経て、世界中の国でも徐々に減ってきている飲酒運転。そんな中、国を挙げての大々的な取り組みの結果たったの4年で飲酒運転による死亡率が約55%減した国があります。
死亡事故が約55%減した、デンマークの飲酒運転への取り組みがスゴイ
その国とは、北欧にあるデンマーク。
デンマークはコンビニやスーパーで簡単に酒が入手でき、ヨーロッパの中でも酒が安く買える国。にも関わらず、飲酒運転が少ない理由のひとつは…。
デンマークで飲酒運転をすると、その場で車を没収される!
『世界一飲酒運転に厳しい国』と言われるデンマークでは、罰則として免許はく奪と最低一ヵ月分の給与の罰金が定められています。こういった罰則や警察の厳しい取り締まりにより、なんと飲酒運転の死亡事故は4年で約55%減!
さらに2014年7月、新たに制定された飲酒運転の罰則は、愛車を没収され売り飛ばされるというもの!しかも、その売り上げは国庫に入るのだそうです。
また、飲酒運転撲滅キャンペーンも積極的に行われています。コマーシャルや呼びかけが頻繁に行われているのも、犯罪抑止に大きな効果をもたらしていると思われます。
国を挙げてのこういった取り組みにより、『幸せな国デンマーク』が築かれているのでしょう。
他の国にもすごい罰則が…
デンマーク以外にも、近年飲酒運転に対する厳しい罰則を設けた国があります。
交通事故による死亡率が世界で2位のタイは、2016年4月から『遺体安置所での奉仕活動』の刑罰を導入しました。
これは『死』というものに直接触れることによって、飲酒運転が死亡事故になる危険性を自覚させるためなのだそうです。確かに、自分の行動がいかに危ないことだったか考えるきっかけになりそうですね。
警視庁によると、飲酒運転の死亡事故発生率は平常時の7.8倍、酒帯び運転はなんと18.3倍。「ちょっとだけなら…」という軽い気持ちだったとしても、実際は自分や他人の命を失う可能性が非常に高くなっているのです。
飲酒運転は罪もない人の命を奪い、被害者の親族や知人の人生さえも狂わせます。
罰則が軽かろうが重かろうが、私たちは「絶対にしない」という固い意思を持たねばなりません。