「私がいるから大丈夫」 シャイな『親友』を守ろうとする犬に 「涙が出た」
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愛犬のロミと暮らすヘザー・ケネディさんはある日、中国にいる1匹の子犬の情報を見つけました。
そのメスの子犬は右の前脚が曲がっていて、正常に機能していなかったのです。
ウェブメディア『The Dodo』によると、ヘザーさんはなぜかその犬を見て、不思議な縁を感じたのだとか。
そして、その犬の飼い主に連絡をして、「里親になりたい」と申し出たのです。
ヘザーさんの家にやってくる前に、犬は前脚を切断しました。
ロナと名付けられた犬は、最初はヘザーさんに対してややおどおどしていましたが、ロミと出会った瞬間に2匹はすぐに仲よくなりました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
たくさんの犬たちに緊張する親友を見た犬が?
社交的な性格のロミは、多くの犬が集まる『ドギー・デイケア』で過ごすのが好きなのだとか。
シャイな性格のロナにも社交性を身に付けてもらいたいと思ったヘザーさんは、2匹を一緒にデイケアに連れて行くことにします。
ところがロナは、知らない犬たちに囲まれて戸惑っている様子。
すると、そんなロナを見たロミが意外な行動に出たのです。
「大丈夫。私がいるから」
自分の体でロナを包み込むようにするロミ。明らかに、周りの犬からロナを守ってあげています。
ロミは、普段はほかの犬たちと遊ぶのが大好きなのだそう。しかしこの時は、遊ぶことより「ロナを守ってあげなくちゃ」と思ったのでしょう。
このロミの行動を見たヘザーさんは感動し、動画を投稿。すると12万件を超える『いいね』が集まりました。
・なんて優しい子なの。涙があふれた。
・しっぽでハグしてる。こんなかわいいシーン、見たことないよ。
・私たちは、この子たちから学ばないといけないね。
この日は、まだロナが足を切断してからあまり時間が経っていなかったので、時々バランスを崩すことがあったのだとか。
そういう理由でも、ロミはロナを支えてあげようと思っていたのかもしれません。
ロミとロナは、今では本当の姉妹のように仲よしで、遊ぶ時も昼寝をする時もいつでも一緒なのだそう。
またヘザーさんはもう1匹、前脚を失ったメス犬を家族に迎えて、犬たちは3姉妹になりました。
人間と同じように、犬も人見知りする子はいるでしょう。そんな時に、そばに親友がいてくれたらどんなに心強いことか。
優しいロミがいる限り、これからもロナは何があっても大丈夫ですね。
[文・構成/grape編集部]