「これってリアル?」 クマと暮らす女性の日常がまるで映画のワンシーン
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grape [グレイプ]
家族を失ったり、生まれつき飼い主がいなかったりと、さまざまな事情で保護される動物たち。
そんな動物たちが安心して暮らせる環境を与えてあげるため、保護動物の里親になる人は多くいます。
ロシアに住むヴェロニカ・ディチカさんも、2019年に行き場をなくしたある動物を引き取ることにしました。
彼女が家族に迎えたのは、犬でも猫でもありません。
ヴェロニカさんは、アーチーという名前のクマの里親になったのです。
野生では生きられないクマをペットにした女性
海外メディア『TIMES NOW NEWS』によると、アーチーはサファリパークで暮らしていたのだそう。
しかし、サファリパークが閉園することになり、動物たちは行き場を失ってしまいます。
生まれてからずっと人の手で育てられてきたアーチーは、野生で生きていくのは不可能と思われました。
そこで、ヴェロニカさんはアーチーをペットとして飼うことにしたのです。
ペットとはいえ、アーチーは大きなクマ。犬や猫と同じように触れ合ったりすることはできないのでは…と多くの人が想像するはず。
ところがヴェロニカさんとアーチーは、一緒に散歩へ行ったり、公園で遊んだりして『友達同士』のような過ごし方をしているのです。
ヴェロニカさんがアーチーとハグをしたり、じゃれ合ったりする様子は、思わず目を疑ってしまいそう。
しかし、それらは合成でもCGでもありません。
彼女がSNSに投稿しているアーチーの写真や動画には、驚きの声が上がっています。
・これってリアル?私なんて野良猫と仲よくなるのも難しいのに!
・最初はびっくりしたけど、すごく美しい友情だと思う。
・感動した。クマは、あなたの優しさを分かっているんだね。
アーチーは、ヴェロニカさんといろいろなところに出かけるのが大好きなのだそう。
投稿されている写真からは、アーチーが彼女と一緒にいられるのを喜んでいるように感じますね。
[文・構成/grape編集部]