「よくやった!」 寝ている赤ちゃんを起こそうとした犬が褒められた理由は?
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アメリカのコネチカット州に暮らすケリー・ダウリングさんは、生後9か月の女の子の母親です。
ある夜、愛犬のヘンリーが赤ちゃんのいる寝室へ入り、彼女を起こそうとしていました。
その時、赤ちゃんは具合が悪かったのだとか。
ケリーさんはヘンリーに部屋から出るようにいいますが、なぜか愛犬は何度もその部屋に戻り、赤ちゃんを起こし続けました。
犬が赤ちゃんを起こそうとした理由は
ケリーさんは、何度注意しても赤ちゃんが眠っている部屋へ入ろうとするヘンリーにうんざりしていました。
そしてヘンリーを部屋から連れ出そうとした時、彼女がふと娘のほうを見ると、赤ちゃんが呼吸をしていなかったのです。
海外メディア『GOOD MORNING AMERICA』によると、赤ちゃんの顔色は青くなり、身体が硬直し始めたのだそう。
赤ちゃんはなんらかの理由で呼吸困難に陥っていたのです。
ケリーさんと夫は急いで赤ちゃんを病院へ連れて行きました。そこで医師がすぐに赤ちゃんの気道を確保し、一命を取り留めました。
普段のヘンリーは、寝ている赤ちゃんを邪魔するようなことはしないのだとか。
この日は、赤ちゃんの異変に気付き、ケリーさんに知らせようとしていたと思われます。
娘の容態が安定した後、家に戻ったケリーさんは、ヘンリーに感謝をしてたっぷりと甘やかしてあげたそうです。
ケリーさんがこの出来事についてTwitterに投稿すると、ヘンリーのお手柄に称賛の声が殺到しました。
・ヘンリー、よくやったね!
・なんていい子。たくさんのおやつをあげて、お腹をなでなでしてあげて!
・あなたの娘には最高の親友がそばにいるんだね。
ケリーさんは「ヘンリーは将来、ステーキを食べることになるわ」とご褒美を約束しています。
赤ちゃんは順調に回復しているそう。もしヘンリーが赤ちゃんを起こそうとしていなかったら、ケリーさんは赤ちゃんの異変に気付かなかったかもしれません。
犬の観察力の鋭さには驚かされますね!
[文・構成/grape編集部]