恩返し? 迷子の犬を飼っていた家族 夜中に犬の声で目を覚ますと…
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※写真はイメージ

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
アメリカのヴァージニア州で2人の子供と暮らすチャリティ・ゴロウェイさんの家に、ある日突然1匹の犬が現れました。
犬はなぜかチャリティさんの家から離れようとしないため、彼女は放っておけずにその犬を飼い始めます。
海外メディア『WJHL』によると、彼女は犬をバターと名付け、専用の犬小屋も作ってあげました。
夜中に犬小屋から火が!
2021年12月、午前2時過ぎ、眠っていたチャリティさんは、寝室の外でバターが吠える声で目を覚ましました。
彼女がゆっくりとベッドから起き上がると、ガラス窓が割れる音が聞こえたのだそう。
実はこの時、彼女の家で火災が起きていて、熱によって窓ガラスが割れたのです。
バターは火事を知らせようとして、チャリティさんの寝室の外で吠えていたのでした。
彼女は急いで子供たちを起こして、避難しました。
火は驚くほどの速さで大きくなりましたが、消防隊員が到着するまでに彼女の息子が庭のホースで消火したため、外壁などの一部が焼けただけで済んだといいます。
出火原因はバターの犬小屋の中を温めるための電球で、そこから火が家に燃え移ったと思われるそうです。
家族にケガはなく、チャリティさんは「もしバターが火事を知らせてくれなかったら、もっとひどい状況になっていたでしょう」と話しています。
このバターのお手柄に感銘を受けた消防士がバターの写真を撮り、Facebookで紹介しました。
すると、その写真が拡散されて、なんとバターの元の飼い主が見つかったのです!
バターはクーパーという名前で、夏に家から逃げ出したまま行方不明になっていた犬でした。
チャリティさんは「バターがもうすぐ私たちの元からいなくなると思うと泣けてきますが、飼い主が見つかってよかった」と語っています。
どこからともなくやってきた迷い犬のバターを、温かく迎え入れたチャリティさん。
バターは、そんなチャリティさんに恩返しをしてくれたのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]