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恩返し? 迷子の犬を飼っていた家族 夜中に犬の声で目を覚ますと…

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

アメリカのヴァージニア州で2人の子供と暮らすチャリティ・ゴロウェイさんの家に、ある日突然1匹の犬が現れました。

犬はなぜかチャリティさんの家から離れようとしないため、彼女は放っておけずにその犬を飼い始めます。

海外メディア『WJHL』によると、彼女は犬をバターと名付け、専用の犬小屋も作ってあげました。

夜中に犬小屋から火が!

2021年12月、午前2時過ぎ、眠っていたチャリティさんは、寝室の外でバターが吠える声で目を覚ましました。

彼女がゆっくりとベッドから起き上がると、ガラス窓が割れる音が聞こえたのだそう。

実はこの時、彼女の家で火災が起きていて、熱によって窓ガラスが割れたのです。

バターは火事を知らせようとして、チャリティさんの寝室の外で吠えていたのでした。

彼女は急いで子供たちを起こして、避難しました。

火は驚くほどの速さで大きくなりましたが、消防隊員が到着するまでに彼女の息子が庭のホースで消火したため、外壁などの一部が焼けただけで済んだといいます。

出火原因はバターの犬小屋の中を温めるための電球で、そこから火が家に燃え移ったと思われるそうです。

家族にケガはなく、チャリティさんは「もしバターが火事を知らせてくれなかったら、もっとひどい状況になっていたでしょう」と話しています。

このバターのお手柄に感銘を受けた消防士がバターの写真を撮り、Facebookで紹介しました。

すると、その写真が拡散されて、なんとバターの元の飼い主が見つかったのです!

バターはクーパーという名前で、夏に家から逃げ出したまま行方不明になっていた犬でした。

チャリティさんは「バターがもうすぐ私たちの元からいなくなると思うと泣けてきますが、飼い主が見つかってよかった」と語っています。

どこからともなくやってきた迷い犬のバターを、温かく迎え入れたチャリティさん。

バターは、そんなチャリティさんに恩返しをしてくれたのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

出典
Pet dog rescues family from Big Stone Gap house fireWJHL

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