昭和初期の『タイル見本室』が取り壊しに 最後に見に行くと? 「息を呑んだ」「次の世代に繋ぎたい」
公開: 更新:


「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。
- 出典
- @ma_yumama
grape [グレイプ] trend
公開: 更新:
「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。
回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。
愛知県常滑(とこなめ)市に、江戸時代よりタイル製造を手掛けてきた『東窯工業』という会社がありました。
その敷地内にあった、かつてのタイル製品の見本室が、老朽化に伴い解体されることになったそうです。
「建物に残された、貴重なタイルを残そう」という声が高まり、現在、有志がクラウドファンディングを立ち上げ、保存に向けた取り組みを進めています。
有志の1人であるmayumama(@ma_yumama)さんは、貴重なタイルを見納めするために、建物を来訪。
撮影した写真をTwitterに投稿したところ、反響を呼びました。
これらのタイルの多くが、大正から昭和初期の時代にかけて作られたそうです。
現代では見られないデザインや職人の技巧に、驚かされますね。
100年近くも前のタイルのショールームが、いい保存状態で残っていたことは、奇跡といってもいいかもしれません。
投稿を見た人たちからは、感嘆のコメントが寄せられました。
・なんて美しい!この遺産が次の時代に繋がりますように…。
・圧巻ですね。これがなくなることが、非常に惜しい気がします。
・レトロなのに、新しさも感じる。美しいものは時が経っても色あせないのですね。
クラウドファンディングは、2022年6月13日時点で、目標額を達成。集まった資金を活用して、取り壊し作業では多くのタイルを壊さずに取り外し、緊急的に避難させることができました。
さらに、建物からかつての製作道具、試作品、図面なども発掘することができたそうです。
クラウドファンディングの第2弾も計画中とのこと。美しいタイルを、再び多くの人に見てもらえるようになるといいですね。
杉江製陶所 [見本室タイル] 緊急救出プロジェクト
[文・構成/grape編集部]