約2年前に『亡くなった』はずの愛犬が見つかった? 「嬉し涙が」「奇跡だ」
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
抱っこを求められる飼い主 しかし…「ごめん笑った」「いや、やるしかない」「こんなにしがみついて、抱っこを求めているけれど、32kgある」ラブラドールレトリバーと暮らす飼い主のひと言に、クスッ!
ペットと初めて出会った瞬間に「この子だ」と、運命を感じた人は少なくないかもしれません。
マリー・トリストさんと愛犬のジャジーの出会いも、まさにそのとおりでした。
ウェブメディア『The Dodo』によると、アメリカのカリフォルニア州にある動物保護施設を訪れたマリーさんは、1匹の高齢のチワワに目を留めました。
彼女がケージの中に手を入れると、犬は近付いて来て彼女の手の上に頭を乗せたのだとか。
その瞬間、マリーさんは「私の愛犬を見つけた」と思い、泣き出してしまったといいます。
こうして、マリーさんとジャジーの楽しい毎日が始まりました。
預かってもらった愛犬を引き取ろうとしたら
それから2年後、マリーさんは仕事の都合でカンザス州に引っ越すことになります。
引っ越しが落ち着くまでの間、彼女は犬好きの夫婦にジャジーを預かってもらうことにしました。
そして、落ち着いた頃にマリーさんがジャジーを預けた夫婦に連絡をすると、なぜか夫婦と連絡がとれなくなっていたのです。
半年後、ようやく夫婦の居場所を突き止めた彼女が「ジャジーを返してほしい」と伝えると、「犬は3か月前に死にました」といわれてしまいます。
マリーさんは、ジャジーの最期の瞬間にそばにいられなかったことを悔やみ、悲しみに暮れました。
その悲しい知らせから約1年半が過ぎた2022年6月、マリーさんに1通のメールが届きます。
「あなたの犬を保護しています」
差出人はマリーさんの自宅から、車で3時間ほど離れた場所にある動物保護施設。採石場の近くで保護された犬が、ジャジーだというのです。
犬が装着していたマイクロチップの情報から、マリーさんに連絡が来たのでした。
それを知った彼女は車に飛び乗り、何度も泣きながら、犬が保護されている施設へ向かいました。
そして施設に到着したマリーさんを待っていたのは…こちらをご覧ください。
マリーさんを見るや否や、彼女に駆け寄ったジャジー。ジャジーは生きていたのです!
2年もの月日が経っても、ジャジーは大好きなマリーさんのことをちゃんと覚えていました。
この再会の動画には、喜びの声が殺到しています。
・嬉し涙があふれた。なんて素敵な再会シーンだ。
・あのしっぽを見て!ママに会えて本当に嬉しいのね!
・このあたりじゃ、コヨーテに襲われる可能性もあったはず。無事だったのは奇跡だよ。
マリーさんはコメントで「生きていてくれて本当によかった!ジャジーとの失われた2年間をこれから取り戻します」とつづっています。
ジャジーが行方不明だった2年間に何が起きていたのかは分かりません。無事に生きていて、マリーさんと再会できたことは奇跡といえるでしょう。
マリーさんとジャジーはきっと、特別な絆で結ばれていたのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]