犬を捨てた飼い主に、保護施設が送った『メッセージ』 内容に「泣いた」「迎えにいって」
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赤ちゃんに抱きつかれた犬 見せた表情に「これが愛か」「なんて尊いの」ゴールデンレトリバーのおからちゃんと、柴犬のうにくんと暮らしている飼い主(@uni_okara0725)さんがXに投稿したエピソードに、癒される人が続出しました。

近づいてきたカラスを撮影 瞳をよく見ると?「すげぇ!」「びっくり」野鳥の生活を観察するバードウォッチングが趣味の、富士鷹なすび(@nasubifujitaka)さん。 ある日、外出をしていた際に、カラスが目の前まで近付いてきたそうです。
アメリカのテネシー州チャタヌーガで、リードを付けた犬がウロウロしているのを親切な人が見つけました。
犬の首輪にはメモがついていて、このように書かれていたといいます。
私の名前はリロです。どうか私を愛してください。
私のママは私を飼うことができず、2人の子供と一緒にホームレスになっています。
彼女は私を飼うために全力を尽くしましたが、私の世話にはお金がかかりすぎるのです。
ママは私を愛してくれていて、私は素晴らしい犬です。どうか私をいじめないでください。
リロは動物保護施設『マッケイミー・アニマルセンター』に無事保護されたとのこと。
『マッケイミー・アニマルセンター』はFacebookで、リロの飼い主が投稿を見てくれることを願い、飼い主に宛ててこのようなメッセージをつづりました。
『マッケイミー・アニマルセンター』のスタッフは、リロを手放した飼い主を責めることなく、同情し、手助けを申し出たのです。
この投稿は拡散され、「つらすぎて涙があふれた」「飼い主さんを助けたい」「どうかリロを迎えて来て」など、リロの飼い主への同情の声が殺到。
そして、多くの人たちの願いは、リロの飼い主に届きました。
数日後に飼い主が見つかり、リロと再会できたのです。
『マッケイミー・アニマルセンター』は、リロと飼い主さん家族が一緒に暮らせるように、一時的な住まいなどを手配してあげたとのこと。
飼い主さんがリロを抱きしめる写真には祝福の声が上がり、「一家のために寄付をしたい」という申し出も続々と寄せられました。
アメリカでは記録的なインフレーションによって物価が異常なまでに高騰し、生活が困窮する人が急増しています。
『マッケイミー・アニマルセンター』は、リロのストーリーを通じて、ペットと暮らす人たちに大切なメッセージを送りました。
『マッケイミー・アニマルセンター』では、困難な状況にある人たちのためにペットフードの提供や、ペットへの低価格または無料の医療サービスも行っているそうです。
ペットを飼う場合、フード代や医療費などあらゆるお金がかかります。
それらを考慮したうえでペットを家族に迎えるべきですが、飼い始めた後に予期せぬ事情で経済的に困難になることもあるでしょう。
そのような事態になったら、愛するペットを手放す前に、まずは自治体などに相談することが大切です。
ペットにとって何より幸せなのは、愛する家族とずっと一緒に暮らせることなのですから。
[文・構成/grape編集部]