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朝起きて、ヤマト運輸からのメールを確認 内容にゾッ…「これはヤバい」

By - みきあゆみ  公開:  更新:

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※写真はイメージ

欲しい商品が自宅に届くネット通販は、とても便利。

忙しい毎日を送っている人、なかなか買い物に行けない人などにとっては、欠かせないものとなっています。

しかし、自分がいつ何を頼んだかの管理はしっかりしておいたほうがいいでしょう。

ちゃんと確認していないと、自身が注文していない商品を受け取ってしまうことがあるかもしれません…。

ヤマト運輸から『お荷物お届け予定のお知らせ』が来て?

2023年7月某日、筆者が起きてからメールを確認すると、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)から『お荷物お届け予定のお知らせ』の通知が届いていました。

同社のサービス『クロネコメンバーズ』に登録している筆者。まぎれもなく本物のアドレスからのメールであることを確認し、開いてみると…。

『Amazon発送商品』が、この日に配達予定だというお知らせが。

筆者は日頃から通販を利用しているため、「ちょっと早いけど、あの商品が来るのかな?」などと考え、メールを閉じようとしたのですが、ふと違和感を覚えました。

『商品代金:9788円』と、書かれていることに…!

つまり、代引きで商品が到着する予定だと、メールに記載されていたのです。

普段、通販の支払い方法で代引きを選択しないため、筆者はピンときました。これは、注文していない商品を勝手に送り付ける詐欺、いわゆる『送り付け商法』だと!

念のため『Amazon』の注文履歴を確認しましたが、9788円の商品はどこにもありません。

詐欺の商品だと確信した筆者は、送り状番号で荷物が今どこにあるのかを確認します。

すると、数か月前まで住んでいた実家の住所に送られていることが分かりました。しかも、すでに最寄りの営業所を出発しているではありませんか…!

「ヤバい…もし実家に届いたら、母親なら絶対に払ってしまう…」

焦った筆者は、母親に「今日、私宛に代引きの荷物が届いても、絶対に払わないで!」と即連絡。返信を受け取り、安心したところで、荷物の対応に取り掛かりました。

荷物に心当たりがない場合の対処法

ヤマト運輸のウェブサイトによると、荷物や荷物の依頼主に心当たりがない場合は、受け取りの拒否が可能とのこと。

サービスセンターまたは、セールスドライバーへ、拒否したい旨を伝えると、ヤマト運輸から依頼主へ連絡および返送(返品)の手配をしてくれるそうです。

すでに荷物が営業所を出発していたため、筆者はセールスドライバーに直接電話をかけました。

住所と名前、そして荷物の種類を確認してもらい、「注文した覚えがない商品なんです」と伝えると、ヤマト運輸の配達員がひと言。

「あぁ…詐欺ですね。名前がカタカナで書かれているのも違和感がありますし、間違いないです」

よくあるケースなのか、配達員もうんざりしている様子。名前が漢字のフルネームではなくカタカナである点も、怪しいポイントなのだそうです。

「あとはこっちでやっておきますので!」と、その後の返品などの対応は、お任せすることに。あまりの頼もしさに感激してしまう、筆者なのでした。

もし代金を払ってしまったら?

筆者はすぐに詐欺だと気が付き、家族にも連絡することができましたが、ネット上では「家族の荷物だと思って、代わりに払ってしまった」などの被害の声が相次いでいます。

もし、注文した覚えがなくギフトでもない『Amazon』の商品の代金を支払ってしまった場合は、『Amazon』のカスタマーサービスへ連絡すれば対応してもらえるとのこと。

不審な荷物を受け取ってしまったら、すぐに連絡するようにしたいですね。

被害の声が相次いでいる『送り付け商法』。うっかり受け取らないためには、日頃から注文した商品の情報を把握しておくことが大切です。

また、家族間で「代引きは使わない」「今日届く荷物は自分のだ」などを共有しておくことでも、未然に防ぐことができるでしょう。

筆者も、ニュースなどで詐欺が流行っていることは知っていましたが、まさか自分のもとに来るとは思ってもみませんでした。

一番悪いのはもちろん、お金をだまし取ろうとする詐欺師です。しかし、私たちも日頃の確認や周囲への声掛けを行って、被害に遭わないように気を付けたいものですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
ヤマト運輸Amazon

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