蓋付きのアイスカフェオレ、混ぜにくいなら? 解決策に「ウソみたい」「感動」
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※写真はイメージ

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コーヒーとミルクが2層に分かれているカフェオレ。皆さんは、いつもどのようにして混ぜていますか。ほとんどの人が、ストローで混ぜているのではないでしょうか。
しかし、テイクアウト用の容器に入ったものは、フタでストローが固定されているため、うまく混ぜられない上に、時間がかかってしまったり、溢してしまったりすることも。
子育てに役立つライフハックを投稿しているボム(bom_kosodate_lifehack)さんが、2層に分かれているカフェオレの混ぜ方を紹介しています。
2層に分かれているカフェオレを一瞬で混ぜる方法
ストローでかき回してもうまく混ざりにくい、カフェオレ。
しかし、容器のフタを掴んで、カフェオレを持ち上げながら小刻みに回すと…。
なんと、混ざりにくかった2層が一瞬で混ざりました!
このライフハック投稿に、「この混ぜ方だと一瞬ですね!」「ちょっとしたことなのに、今までストローで混ぜてた…」などのコメントが寄せられました。
なぜカフェオレは2層に分かれているのか
同じ容器に入れているのに、液体が混ざらないのを不思議に思った人もいるのではないでしょうか。飲み物がきれいに2層に分かれるのは、液体の『比重』が関係しています。
『ある物質の密度と、基準となる標準物質の密度との比』を『比重』といいます。例えば、100㎖の水の質量は100gですが、100㎖のオリーブオイルの質量は約90gです。
2つの液体を比べてみると、同じ体積100㎖でも、質量は水のほうが大きいことがわかります。オリーブオイルが水に浮くのは、水の質量が大きくて油の質量が小さいためです。
この原理を知っておくと、カフェオレが2層に分かれている理由が分かるのではないでしょうか。
コーヒーと牛乳で作られているカフェオレは、コーヒーの質量よりも、牛乳の質量のほうが少し大きいです。そのため、牛乳が下に沈むのです。
また、きれいに2層に分かれるのは、容器に入れる順番も関係しています。
例えば、先にコーヒーを容器に入れて、その後に牛乳を加えてみます。すると、コーヒーに比べて牛乳のほうが質量が大きくて沈みやすいため、先に入れたコーヒーに牛乳が混ざっていきます。
反対に、先に質量が大きい牛乳を容器に入れて、その後に質量が小さいコーヒーを加えてみると、きれいに2層に分かれます。先に入れた質量の大きい牛乳が、すでに沈んでいたため、2つの液体は混ざらないのです。
2層に分かれているカフェオレの混ぜ方や、液体が2層に分かれる原理を紹介しました。2層に分かれている飲み物を飲む際は、ぜひ紹介した方法で混ぜてみてください。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
[文・構成/grape編集部]