革靴にニューバランスのインソールを入れたらやめられなくなった【4選】
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スーツスタイルに合わせる靴といえば、レザーシューズが定番。近年はスニーカーを合わせる人も増えていますが、かっちりとした場ではまだまだ主流は革靴でしょう。
また、レザー系はコーデを引き締めてくれる便利アイテムなので、筆者もよくレザーブーツを履いています。
ただ、スニーカーと違ってクッション性がないため、1日中履いていると足裏が痛くなることも…。
そこで思いついたのがインソールの交換や追加です。
特にコスパが高く、性能がいいとウワサの『New Balance(ニューバランス)』のインソールは気になるところ。
実際にどれほどの効果があったのかや基本性能など、4種類のインソールについてご紹介します。
ニューバランスのインソールっていいの? おすすめする理由は?
インソールといっても、さまざまなメーカーから販売されているため、どれを選んだらいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。
そんな中、筆者がニューバランスを選んだのには、コスパ以外にもちゃんとした理由があります。
それは、創業当初のニューバランスが「アーチサポートインソールや偏平足などをなおす矯正靴の製造メーカー」だったということ。
もともと偏平足の矯正靴やアーチサポートのインソールを作っていた会社なら、きっといい物を作っているに違いありません!
というわけで、『ライトウエイトインソール LAM35687』『サポーティブクッションインソール LAM35688』『サポーティブリバウンドインソール LAM35689』『クッショニングレザーインソール LAM35716』の4種類のインソールを検証してみました。
どのような違いがあったのかを細かく見ていきましょう。
ニューバランスのインソールでおすすめは? 4種類試して分かったこと
レザーシューズを快適にするという名目上、クッション性のあるスニーカーでインソールを試してもまったく意味がありません。
なので、今回は疲れる革靴代表『レザーブーツ』のインソールを交換して実験をしてみました。
片足約800gと重量がある上に、クッション性も皆無なショートブーツ。1日歩き回ると足がもげそうなほど疲れます。
この革靴で歩くのが楽になれば、それはすなわち全レザーシューズに打ち勝ったといっても過言ではないでしょう!
ちなみに、インソールはすべてLサイズ(26~27cm対応)で、切らずに使用しています。
ライトウエイトインソール LAM35687(旧RCP130)
今回検証したインソールの中で、1番価格が安い『ライトウエイトインソール LAM35687(以下、ライトインソール)』は、裏面にクッション性と軽量性に優れた『REV-LITE(レブライト)』を使用。
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片足13gしかなく、4種類の中ではもっとも軽量なインソールです。
ただ、クッション性に関してはそれほど高いものではなく、通常のインソールとあまり変わらない印象でした。
インソールの表面には、断面積が髪の毛の7500分の1という『Nanofront(ナノフロント)』が使用されているため、優れたグリップ力を発揮します。
実際、ブーツの中で足が滑ることはなくなり、かなり安定して歩くことができました。こういった性能が、足の疲れを軽減させてくれるのかもしれません。
また、後述するモデルよりもシンプルな形状のため、どのような靴にも使いやすく、インソールを入れても圧迫感が少ないことも魅力の1つです。
購入した人たちの口コミを見てみると、このような声が上がっていました。
・長時間歩いても疲れにくかった。
・足裏の痛みが軽減した。
・ダメになったインソールと交換したが、かなり楽になった。
・足が滑らなくなったことに感動。
筆者が1日使ってみた感想としては「多少疲れが軽減されたかな」という程度です。
最初からインソールの入っていないレザーシューズにも使いやすい汎用性や安定性の高さ、公式価格で税込み1,430円と安いところがおすすめポイントですよ。
サポーティブクッションインソール LAM35688(旧RCP150)
続いて検証したのが、ランニングなどにも使える高性能インソール『サポーティブクッションインソール LAM35688(以下、クッションインソール)』です。
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裏面全体にクッション性や反発性に優れた『ABZORB(アブゾーブ)』を使用しており、着地時の衝撃を軽減。
さらに土踏まずやカカトを支えてくれる『TPUスタビライザー』も搭載しているため、安定感が増しています。
しかし、TPUスタビライザーを搭載しているせいか、重さは27gとライトソールよりも10g以上重くなっていました。
履いてすぐに分かるほど、柔らかいクッション性はありませんが、1日中レザーブーツを履いた後だと足の疲れ方はまったく異なります。
筆者の場合、レザーブーツで長距離を歩き回ると、土踏まずからカカトにかけて痛くなるのですが、そういった痛みがはっきりと分かるほど軽減されていました。
思っている以上に衝撃が吸収されていたようです。
口コミでも同じような評価が上がっていました。
・入れると入れないでは大違い!買ってよかった。
・足の疲れがグッと減った。
・ブーツのインソールと交換したら劇的によくなった。
・全部の靴に入れたい。足が喜んでいる気がする。
マイナス点を挙げるとすれば、表面にナノフロントが使用されていないので、ライトインソールよりもグリップ力が弱いところ。
とはいえ、運動などの激しい動きをしなければ特に気になるレベルではなく、ウォーキング程度なら問題はありません。
また、土踏まずなどを支えるTPUスタビライザーが割と硬めの素材でできているので、靴によっては干渉してしまうこともあります。
少しサイズ感に余裕のあるレザーシューズに使うとよさそうです。
サポーティブリバウンドインソール LAM35689(旧RCP280)
ニューバランスのインソールの中で、履き心地、コスパともに高い評価を得ているのが、こちらの『サポーティブリバウンドインソール LAM35689(以下、リバウンドインソール)』です。
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表面にはナノフロント、裏面は全体に高反発EVAを使用し、加重のかかりやすいカカトは衝撃を吸収するアブゾーブを配置、さらに土踏まずなどを支えるTPUスタビライザーも搭載。
先に紹介してきたライトインソールやクッションインソールのいいところを、兼ね備えたインソールになっています。
これだけ機能を詰め込みながら、公式でも税込み2,200円と手頃な価格!Amazonなどを使えば、それ以下で購入することも可能です。
アブゾーブがカカトにしかないことが少し心配でしたが、筆者の歩き方にはピッタリとハマっていたようで、足の疲れはしっかりと軽減されていました。
機能が多いぶん、インソールだけで31gと重めではありますが、ブーツを履いている時点でその程度の重さは気になりません。
レザーシューズに入れたとしても気になる重さではないでしょう。
リバウンドインソールは、ネット上の評価も高いものでした。
・すべての靴にこのインソールを入れるようになった。
・履き心地がワンランク上になった。
・もう何度もリピートしている。
・立ち仕事の靴に使っているが、足の痛みがかなり減った。
クッションインソール同様、TPUスタビライザーが付いているので、靴の形状によっては干渉する可能性があります。
ただ、形さえ合えばレザーシューズがかなり歩きやすくなるので、おすすめですよ!
クッショニングレザーインソール LAM35716(旧RCP900)
最後にご紹介するのは『クッショニングレザーインソール LAM35716(以下、レザーインソール)』です。
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4種類の中で唯一、表面にピッグスキンレザーが使われている天然皮革のインソールで、手触りはかなり良好。
裏面はポリウレタン素材が使われており、ほかのインソールに比べるとやや厚みがあります。そのためか、足を入れてすぐにフカフカとしたクッション性を感じることができました。
レザーインソールを入れるだけで、レザーシューズがスニーカーのような履き心地になるのは驚きです。
際立った性能はありませんが、履き心地はかなりよくなりますよ。
重さは4種類の中で1番重い32g。とはいえ、リバウンドインソール同様、気になる重さではありません。
また、表面にレザーを使用しているため、靴の中での滑りやすさが心配でしたが、思ったよりも安定しておりこちらも問題なし。
公式価格で税込み2,860円と高いことがネックの1つでしょうか。
・フカフカとしていて気持ちがいい。
・レザーなので脱ぎ履きがしやすく、気に入っている。
・履き心地がかなり改善された。
・クッション性は高まるが、サイズ感が少し窮屈になる。
レザーインソールに厚みがあるので、きつめの靴に入れると足の圧迫感が強くなるかもしれません。使用する靴のサイズには注意が必要でしょう。
インソールを交換する目安は? 定期的な交換が必要?
基本的にインソールは消耗品です。傷んできたと感じたら交換しましょう。
靴自体はまだまだ履ける状態でも、インソールが傷んでしまうと履き心地がかなり悪くなってしまいます。
使用頻度などにもよりますが、1年ほどで交換する人も多いようです。
ほかにも以下のような目安があります。
・表面が破れてすり減っている。
・厚みがなくなり、潰れてしまっている。
・インソールに足の形がくっきり付いている。
最初の頃のような履き心地がなくなってしまったなど、違和感を覚えたら交換するといいでしょう。
ニューバランスのインソール 交換するデメリットは?
ニューバランスのインソールを使用することで、何かデメリットはあるのでしょうか。
基本的に「ニューバランスのインソールだから」デメリットがあるということはありません。
強いて挙げるとするならば、靴を脱いだ時にニューバランスのロゴが目立ってしまうことでしょう。
レザーシューズを履いているのに、スポーティな印象を与えてしまうため、人によっては気になるポイントです。
また、インソールを購入するとなると、靴代とは別に費用が発生するので、こちらもデメリットといえます。
レザーシューズのように元からインソールが入っていない靴の場合は、使用することで圧迫感が出ることもあるでしょう。
そのためサイズ感に余裕のある靴に使用したり、靴に干渉しない形状のものを選んだりする必要があります。
こういった点をクリアできれば、多くの人が感じているように足の疲れが軽減するので、通勤通学などが快適なものになるでしょう。
ニューバランスのインソール4種を比較 まとめ
ニューバランスのインソール4種類を検証してみました。
効果の強弱はあれど、どれも足の疲れを軽減してくれます。
レザーシューズのようにクッション性がなく、疲れやすい靴を履くことが多いなら、インソールの交換や追加はおすすめです。
中でも筆者的に1番足が疲れにくいと感じたインソールは、リバウンドインソール。
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靴の中で足が滑らず、足の疲れも軽減してくれるのに2,000円台で購入ができるので、かなりコスパのいいインソールといえます。
サイズ感に余裕のあるレザーシューズがあれば、ぜひ試していただきたい一品です。
ちなみに、ニューバランスのインソールのサイズは、以下のようになっています。
靴のサイズに合ったインソールを購入してください。
ニューバランスのインソールサイズ
XSサイズ:21.5~22.5cm
Sサイズ:23~24cm
Mサイズ:24.5~25.5cm
Lサイズ:26~27cm
XLサイズ:27.5~28.5cm
2XLサイズ:29~30cm
レザーシューズがまるでスニーカーのような履き心地になる、ニューバランスのインソール。
ウォーキングをよくする、仕事で長時間歩くことが多い、旅行先でもレザーシューズが履きたいなど、少しでも足の疲れを軽減したい人は試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]